スマーフ/スマーフェットと秘密の大冒険 

以前のつたないアニメ技術と比すまでもなく、CGはかなりの域まで達したといっていいだろう。それほどアニメを見ない私でも、その到達域の高さを感じるくらいである。しかしそれはあくまで技術の話であって、だからとっていっておもしろいかといえば、それはまた別である。この「スマーフ」シリーズも第3作になるということは、おそらくそれなりの人気があるということが想定できるが、正直なところ「それほどのものか」という思いもよぎる。
本作の柱となるのはスマフェッテという名前の謎であったが、それはけっきょく最後まで明かされることはなかった。というよりも、この謎は最初からおそらく答えはない。つまりは本作におけるマクガフィンである。

■SMURFS: THE LOST VILLAGE 2017年 アメリカ映画
監督:ケリー・アズベリー
キャラクター創造:ペヨ
声の出演:デミ・ロバート、レイン・ウィルソン、マンディ・パティンキン、ジョー・マンガニエロ、ジャック・マクブレイヤー、ダニー・プディ、ジュリア・ロバーツ、ミシェル・ロドリゲス、エリー・ケンパー、アリエル・ウィンター
声の出演(日本語吹替版):松井暁波、斎藤寛仁、茶風林、吉田ウーロン太、竹森千人、辻本耕志、高垣彩陽、寿美菜子、戸松遥、豊崎愛生


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一週間フレンズ。 

難関があればこその恋愛である。しかもその恋のお相手は川口春奈だ。1週間で忘れ去られてしまうがために、1週間ごとにそれ相当の努力を重ねなければならなくなる。並みの相手では続けることはできないだろう。川口春奈だからこその努力だ。「この努力が酬われた暁には川口春奈をゲットできる」、そう考えれば、たいていの男は火事場の馬鹿力以上のパワーを発揮するに違いない。そういう意味では、映画としては彼女のかわいさ頼みで、川口春奈におんぶに抱っこ状態ともいえる。
結末は最初からわかっていた。なぜなら先生のなかにハッピーボーイがいたからだ。彼がいればハッピーエンドは約束されていたといってもよい。ゥ~ワオ!である。ここまで書いたときに衝撃のニュースが走ったのである。ハッピーボーイ別居の報だ。どんなものにも落とし穴はある。まさにゥ~ワオ!である。

■一週間フレンズ。 2016年 日本映画
監督:村上正典
原作:葉月抹茶
脚本:泉澤陽子
主題歌:スキマスイッチ『奏(かなで) for 一週間フレンズ。』
出演:川口春奈、山崎賢人、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、伊藤沙莉、甲本雅裕、国生さゆり、岡田圭右、岩瀬亮、戸次重幸、森田望智、比嘉梨乃、芳村宗次郎、桜井美南、三上亜希子、山本伸梨、餅田コシヒカリ、土井きよ美、荒木誠、松本頼、五十嵐健人、水月優希、山谷祥生、雨宮天、青木愛美、泉谷勇往、上木拓久海、尾屋葵、櫻井敬介、柴崎宏樹、高橋一真、豊平美萌、長谷川遥陽、石川政明、板羽龍、沖津海友、加藤康貴、佐藤はるか、鈴木晃平、寺島里香、中村穣、林澪花、牧野楽夢、山口太暉、山本和樹、森朱里


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破門/ふたりのヤクビョーガミ 

わりと品行方正的な役が多かったような印象がある佐々木蔵之介が、そのイメージとは真逆のヤクザを力いっぱい演じている。その力の入れようは、彼の目の玉のひん剥き度合いではかることができるだろう。さらにいえば、本作の見どころはそこ、つまり彼の目の玉ひん剥き演技である。
関ジャニ∞の横山裕も彼の持っているパフォーマンスを最大限に発揮しているのはわかるが、もともと持っているものが違うので力不足は否めない。もっともほんまもんの俳優とジャニーズのアイドルを比べること自体が間違っているといえば間違っているのだが。

■破門/ふたりのヤクビョーガミ 2017年 日本映画
監督:小林聖太郎
原作:黒川博行
脚本:真辺克彦小嶋健作小林聖太郎
主題歌:関ジャニ∞『なぐりガキBEAT』
出演:佐々木蔵之介、横山裕、北川景子、濱田崇裕、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、高川裕也、佐藤佐吉、勝矢、山本竜二、佐藤蛾次郎、月亭可朝、キムラ緑子、宇崎竜童、國村隼、橋爪功、勝矢、渡邊紘平、児玉拓郎、筒井巧、高橋幸子、橋本美和、池波玄八、中山克己、山本竜二、宇野祥平、麻生絵里子、キンタカオ、黄栄珠、侯偉、古川真也、美ユル、西沢智治、浜田大介、柳生拓哉、テント、藤井俊輔、白花百合、水間ロン、森山沙月、三浦景虎、高橋良浩、吉沢宙彦、関口あきら、寺田安裕香、吉田早希、指吸信行、松嶋健太、カワバタアキエ


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トリプルX:再起動 

当初、見はじめたときは、その禿頭の容姿から、主演のヴィン・ディーゼルをハライチ澤部に見立てていた。しかし、鼻の大きな間の抜けた表情は、澤部ではないが、テレビで見ている顔であると思い、頭をめぐらせた結果、ほぼほぼバイきんぐ西村の表情であることに気づいた。バイきんぐ西村、本名・西村瑞樹は最近はキャンプにはまっているようなので、サバイバル能力も高かろう。そんな点からもビン・ディーゼルのタフガイと相通じるところがあるのかもしれない。
本作の第1作は、レビューはしていないが見たような覚えがある。その時点ではハライチはデビューしておらず、バイきんぐは活動はしていたようだが、認知度が上がったのが2012年の「キングオブコント」なので、ヴィン・ディーゼルとのつながりは見出せなかった。しかし、今回はそれがはっきりしたことは、この映画を見た意味があったといえるだろう。

■XXX: RETURN OF XANDER CAGE 2017年 アメリカ映画
監督:D.J. カルーソー
製作:ジョー・ロス、ジェフ・キルシェンバウム、ヴィン・ディーゼル、サマンサ・ビンセント
脚本:F. スコット・フレイジャー
出演:ビン・ディーゼル、ドニー・イェン、ディーピカー・パードゥコーン、クリス・ウー、ルビー・ローズ、トニー・ジャー、ニーナ・ドブレフ、トニ・コレット、サミュエル・L. ジャクソン、ロリー・マッキャン、アイス・キューブ、ハーマイオニー・コーフィールド、トニー・ゴンザレス、マイケル・ビスピン、アル・サピエンザ、ショーン・ロバーツ、ネイマール


TRIPLE_X_2017

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淵に立つ 

これまで何度もファンであることをここに書いてきた筒井真理子だが、これまではどちらかといえばコメディエンヌとしての評価であった。これまでシリアスものではわりと端役で目にすることが多く、また少し前には衝撃的な初ヌード披露作『アンチポルノ』もあって、そのきれいな身体に目を奪われたが、いずれにしろ、コメディー以外の作品では評価云々以前で終わっていたように思う。
それが今回はコスターリングでありながら、ほとんど主役に近い(つまりは主役の浅野忠信を喰ってしまう)彼女の気迫の演技を目にした。ここにある意味、コメディエンヌの本気を見たといえるであろう。この映画の彼女に接したことで、ますます筒井真理子のファン度を深めることになったのは言うまでもない。

■HARMONIUM 2016年 日本/フランス映画
監督・脚本:深田晃司
脚本:深田晃司
主題歌:HARUHI『Lullaby』
出演:浅野忠信、筒井真理子、太賀、三浦貴大、篠川桃音、真広佳奈、古舘寛治、秋山健一、足立誠、西尾浩行、渡邊陽、山内健司、小濱礁子、林沙耶茄、渡邊陽詩、上條青波、成田章人、辻村羽来、浅野桃花、田所秀基、みおり舞


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本能寺ホテル 

プリンセス トヨトミ』のキャスト、スタッフが再結集と謳われれば、それは当然、万城目学による原作と思っても仕方がない。その勘違いのまま映画を見れば、そのギャップに「万城目の原作でコレ?」という感想にならざるを得ない。万城目のいわく付きでなければ、綾瀬はるかが主演であることも手伝って、もっとスタートラインは低くなることだろう。それでやっとトントンのはずだった。
とくにダメなとことをあげるとすれば、この映画の基本設定であるタイムスリップについて。なぜ金平糖を食べながらエレベーターに乗り、そのときにオルゴールが鳴っているとタイムスリップするのか、なぜ呼び鈴を鳴らすと帰ってくるのか、その説明がまったく為されていないことである。こじつけでもいいので、何かしらの理由付けが欲しかったところだ。

■本能寺ホテル 2017年 日本映画
監督:鈴木雅之
脚本:相沢友子
出演:綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫、中井貴一、八嶋智人、迫田孝也、佐戸井けん太、平岩紙、赤座美代子、曽我部洋士、豊田康雄、宇梶剛士、飯尾和樹、加藤諒、峰蘭太郎、永野宗典、浜田隆広、大石昭弘、本山力、田村将之、西村匡生、山田永二、山口幸晴、櫻井忍、榎田貴斗、西尾塁、田村将之、宇野嘉高、いわすとおる、柳井大輝、園英子、西村亜矢子、佐藤都輝子、八木和佳人、西田大将


HonnojiHotel_2017

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少女 

最近売れっ子の湊かなえによる小説の映画化である。この原作は先に映画化されているデビュー作『告白』に続くデビュー2作目の著作とのこと。つぎつぎに作品が映像化されている著者だが、まだデビューして間もないころの作品は、どの程度のレベルであったのか。興味が湧くところである。
高校2年生の女の子を「少女」ということと、その高校2年生を24歳の本田翼と山本美月が演じていることで、その両方のギャップ(つまり24歳の少女)がさらに大きな違和感となることは否めない。また、ときに伏線がそのまま放置されることもあるストーリー仕立てもあるなかで、物語の複層的な伏線が見事に回収されるのはよいが、ちょっとわかりにくい面もあるがため、鑑賞中に迷子になる人もいたのではないだろうか。その点をすっきりさせれば、大人少女も抵抗なく受け入れられたのかもしれない。

■少女 2016年 日本映画
監督:三島有紀子
原作:湊かなえ
脚本:松井香奈、三島有紀子
宏主題歌:GLIM SPANKY『闇に目を凝らせば』
出演:本田翼、山本美月、真剣佑、佐藤玲、児嶋一哉、菅原大吉、川上麻衣子、銀粉蝶、白川和子、稲垣吾郎、二階堂智、石橋静河、小林麗菜、飯村未侑、浅野望、土居志央梨、水田萌木、小山莉奈、石橋奈津美、占部房子、小嶋尚樹、佐藤真弓、中村瑠輝人、山田日向、渡邊このみ、原涼子、平野貴大、理絵、大塚加奈子、松下結衣子、星野園美、広澤草、岩崎道子、中村まり子、ジジ・ぶぅ、石津康彦、野口彰宏、栗本憲子、岩崎美来、湯川沙代、六反田奈都実、鈴木よう子、大久保芽依、大川麻衣、福留愛梨、鈴木伸、岸本尚子、仁志美穂、森山実莉、服部美香、松岡里奈、今枝哲治、前川遥子、牧野彩季、木村真里奈、土本ひろき、岩井久美子


SYOJO_2016

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