結婚相手さがし 

ダンスパーティーで意気投合。
「これは!」と思ったが、パーティーの途中で、門限のためか、ガラスの靴が片方脱げたのにも気づかず急いで帰っていってしまった。
靴が脱げたのにも気づかないとは、なんと間抜けなことか。
私の結婚相手にはふさわしくないと判断。

森で馬にのって狩りをしていたら、それはそれは美しい女性が寝ているところに遭遇。
状況から判断するに、そうとう長い時間、そこに寝たままだということがわかった。
あまりにも無防備すぎるし、その前にいくらなんでも寝過ぎであろう。
私の結婚相手にはふさわしくないと判断し、そのまま去る。

知り合いから女性を紹介された。気だてのよい、美しい娘だとのことである。
しかし、よく聞いてみると、森で7人の見知らぬ男性と同居暮らしだという。
結婚前の娘にしては、ふしだらこの上ないだろう。
私の結婚相手にはふさわしくないと判断し、お見合いを断る。

わが敷地内の裏山に行ってみると、光っている竹を発見。
切ってみると、なかに3寸ほどの小さなかわいい女性を見つけたが、3寸はあまりに小さすぎ。
私の結婚相手にはふさわしくないと判断し、そのまま放置。

ある家をたまたまのぞいてみると、赤い頭巾をかぶった女性がオオカミに食べられるところであった。
女性を助けて結婚、ということも頭をかすめたが、オオカミが怖かったので逃げた。
あとから考えると、赤い頭巾のファッションセンスもどうよ、と思い、私の結婚相手にはふさわしくなかったと判断。

罠にかかった鶴を助けた夜、美しい女性が泊めてほしいと来訪。
その美しさに、結婚も考えないではなかったが、知らない人の家にいきなりたずねてきて「泊めてほしい」とは、ぶしつけにもほどがある。
私の結婚相手にはふさわしくないと判断し、門前払いをくわせてやった。


私の結婚相手さがしは、まだまだ途上である。

単孔類が好き 

私の好きな動物はカモノハシとハリモグラである。
もう少し専門用語で言えば「哺乳類の中では単孔類が好き」ということになる。
単孔類の顕著な特徴は、「哺乳類なのに子どもを卵で産む」というもので、とくにカモノハシのほうは有名だ。現在、単孔類はオーストラリア近辺に生息する、このカモノハシとハリモグラしか知られていない。
私は、その進化の過程に取り残された感のある、どっちつかずの中途半端なポジションにいるこの2種に、たまらなく愛着が湧くのである。
この話をすると、「じゃあ、どっちつかずのコウモリも好きなのか」と聞かれるが、コウモリは嫌いだ。やつらは洞窟で逆さになってぶら下がっているし、大勢でもあるので怖いからである。
また、「じゃあ、男と女の中途半端なポジションにいるはるな愛とかも好きなのか」とも聞かれることがあるが、それは違うと言下に否定する。取り残されたのと、そこに自ら求めて行ったのでは、思想が違うのである。
さらにいえば、「じゃあ、秋吉久美子が好きなのか」とも聞かれたことがある。けっして秋吉久美子は嫌いではないが、それはまったくもって、理由を述べるまでもなく、ぜんぜん違うのである。

まだまだアルプスの少女ハイジ 

前回、アルプスはあまりにも広いので、アルプスの少女も数多く存在することをお知らせした。
しかし、アルプスの広さは想像以上であった。したがって、アルプスの少女も、想像以上に存在するのである。


アルプスの少女シツジ
毎回、「お呼びでしょうか、お嬢さま」「お嬢さまって、おまえも少女じゃないか」「どーも失礼いたしました〜」というエンディング。

アルプスの少女チスジ
背筋も凍るような戦慄の事件に立ち向かう少女探偵。事件の裏に隠された真相は、横溝正史も真っ青の、一族の呪われた血による所業であった。

アルプスの少女ウナジ
アルプスであろうがどこであろうが、髪の毛を上げたときのうなじの色っぽさは同じであることを実際に証明した作品。

アルプスの少女ヒデジ
その高齢でアルプスの標高に耐えられるのか。共演者やスタッフの心配をよそに、軽々とした身のこなしでカマキリ拳法を始める秀治……あっ!

アルプスの少女キソジ
ここはどこ?アルプスなの?日本なの?悩みながらも少女は、しゃぶしゃぶを食べるのであった。

アルプスの少女ホノジ
惚れっぽい性格の少女。つぎつぎと重ねる男性遍歴。ホノジの末路はどこへ行くのか。

アルプスの少女ハナジ
谷岡ヤスジの系統をひく絵柄をアニメ化。ムジ鳥の「アサーッ」の声がアルプスにこだまする。

アルプスの少女クロジ
空前の大ヒットとなり、記録的な収益を上げる。その成功に気をよくして、勢いのみでつくった続編『アルプスの少女アカジ』は空前の大コケ。前作の収益を上まわる損失となった。

アルプスの少女ツカジ
「アイドルおたく」「家庭教師」「未散(みちる)」などのショートストーリーによるオムニバス作品集。塚地武雅が頭を丸坊主にして少女役に挑む。共演は鈴木拓。

アルプスの少女ウカジ
総長が少女に。このダジャレのようなキャッチコピーが話題に。はたして総長はアルプスを暴走するのか。

アルプスの少女ケイジ
アルプスで起きた事件。聞き込みにまわる刑事たちの足腰はどんどん鍛えられ、やがてオリンピック出場へ。感動巨編、いよいよ完結。

いろいろなスガシカオ 

名前が全部カタカナということで、オダギリジョーと双璧のスガシカオ。
しかし、彼の人気を当て込んだにせものミュージシャンも数多い。


サガシカオ
男の性(さが)を、男くささがムンムンするほどの熱っぽさで歌う。

シガスカオ
なんとなくスガシカオかと思わせておいて、じつは違うという、バッタモン商法ねらいのミュージシャン。

セガシカオ
無類のゲーム好き。歌手ではあるが、歌を歌うくらいならゲームをしていたいと公言。

ソガシカオ
たぶん、兄弟とともに仇討ちをたくらんでいる。音楽活動も、仇をさがすためと思われる。

キガシカオ
歌が売れないため、いつも腹をすかしている。

コガシカオ
懐かしのメロディを今に伝える。高齢者にウケがいい。

ズガシカオ
自作の絵のフリップをめくりながら歌う。「芸人ではなくミュージシャンです」と本人は言い張る。

エガシカオ
上半身は裸、黒タイツ姿で歌う。得意技はエガシカオ・アタック。

ヨガシカオ
瞑想した状態で作詞・作曲し、変なあぐらをかいた姿で歌う。「ほんとはヨーガなんだけどね」と言うのが口癖。

ケガシカオ
満身創痍のミュージシャン。松葉杖をつき、包帯だらけの姿でステージに立つ姿が女性ファンの共感を呼ぶ。

イガシカオ
忍者である。

ギガシカオ
メガシカオが巨大化したものと思われるが、メガシカオの存在は未確認である。

同意パワー 

われわれが同意するための、ひとつのクリックは確かに微々たる力であろう。
しかし、今現在、世界中のパソコンでソフトをインストールする際に同意されているクリックの力を集めたら、それは天文学的なパワーの集積になるのではないだろうか。
これは、そんな実現は無理と思われる、途方もない可能性に挑んだ人たちのお話である。

I LOVE YOU 

男性は気持ちを口に出すことを苦手とすることが多い。
たとえば「愛してる」というひと言が言えなくて、女性との間で悶着が起きることも多々ある。
しかし、男はつねに心の中で「愛してる」という言葉をくり返していることを、世の女性にはわかっていただきたいものである。


女「おはよう」
男「おはよう(愛してるぜ)

女「……それで、隣の藤木さんがそう言うのよ」
男「ふーん、そうなんだ(愛してるぜ)

女「ちょっとお手洗い行ってくる」
男「うん(愛してるぜ)

女「きょうはあたしが払うわ」
男「ああ、頼む(愛してるぜ)

女「雨に降られちゃって。傘持って駅まで来てくれないかしら」
男「めんどくさいからいやだよ(愛してるぜ)

女「明日までにこれ仕上げなきゃなんないのよ。手伝ってくれないかしら」
男「いや、おれは先に寝るよ(愛してるぜ)

女「ちょっと、このホテルの領収書、なによ!」
男「いや、それは、なんていうか、打ち合わせでね、ちょっとね(愛してるぜ)


このように、常に心の声として「愛している」と言っているのである。
この、口には出せない男性の心理、おわかりいただけるであろうか。

33分探偵 

「33分探偵」とは、発生から33分で事件を解決する、非常に優秀な探偵のことである。

「33犯探偵」とは、前科33犯という犯罪経験を生かし、犯人の心理を読むことに長けた探偵のことである。

「33ピン探偵」とは、ボーリングのアベレージは33だが、推理の腕はそれなりにまあまあという探偵のことである。

「33点探偵」とは、0点じゃないだけ、その中途半端さが始末に悪い探偵のことである。

「33品探偵」とは、食事のおかずは必ず33品なくては気がすまないという、ぜいたくな探偵のことである。

「33面探偵」とは、33通りの変装ができるという、多羅尾伴内もびっくりの探偵のことである。

「33県探偵」とは、全国33県を股にかけて活躍する探偵である。

「33トン探偵」とは、体重が33トンもあって動くことができないため、しょうがなくアームチェアディテクティブをやっている探偵のことである。

「33案探偵」とは、いつも推理が33案できるが、できるなら正解の1案を教えてほしいものである。

「33人探偵」とは、33人でチームとして捜査する探偵のことだが、多ければいいってもんじゃないだろう。

「33円探偵」とは、33円しか持っていない探偵のことである。

「33年探偵」とは、事件解決に33年かかるって、勝手に捜査していなさい。

「33文探偵」とは、足の大きさが両足合わせて33文あるといい、そうすると片足が16.5文だからジャイアント馬場よりもちょっとだけ大きい探偵のことである。

「33番探偵」とは、日本で33番目に優秀な探偵とのことだが、どうやって優劣を決めたかは不明。

「33段探偵」とは、33段抜きで階段を上がれるらしいが、それがどうした。

■33分探偵 2008年 フジテレビ
演出:福田雄一、成田岳
原案・脚本:福田雄一
主題歌:KinKi Kids『Secret Code』
出演:堂本剛、水川あさみ、野波麻帆、戸次重幸、小島よしお、佐藤二朗、高橋克実
ゲスト出演:井上佳子、長谷川朝晴、上野なつひ、山本雅幸、松岡恵望子、松岡璃奈子、小林大介、米村亮太朗、、太田恭輔、萩美香、角谷将視、山田明郷、宮田早苗、飯田基祐、片岡富枝、春海四方、小松和重、伊藤麻実子、野村啓介、小出真保(麦芽)、森田拓馬、阿藤快、古舘寛治、松田沙紀、マギー、池田成志、江良潤、ジリ・バンソン、波瑠、鈴木奈都(麦芽)、遠野凪子、山中聡、高橋かおり、本多力、濱田岳、立花彩野、田口主将、木村大志、高橋修、軽部真一(フジテレビアナウンサー)、、高島彩(フジテレビアナウンサー)、中野美奈子(フジテレビアナウンサー)、中村仁美(フジテレビアナウンサー)、斉藤舞子(フジテレビアナウンサー)、、生野陽子(フジテレビアナウンサー)、加藤綾子(フジテレビアナウンサー)、冨田憲子(フジテレビアナウンサー)、ガチャピン、ムック、めざましくん、フォーリンラブ、永野宗典、金子伸哉、堀内敬子、阿南敦子、大高洋夫、伊藤正之、渡辺杉枝、ウセイヌ・ジャーニュ、山本芳樹、津村知与支、土佐和成、中村咲哉、森康子、庄司永建、石田太郎、ト字たかお、久保晶、田中要次、森下能幸、坂田聡、未来弥、大石継太、 原史奈、 北条隆博、吉田明花音、堀広希、吉田佑、八十田勇一、古山憲太郎、山本泰弘、佐藤正和、野村啓介、渡辺万美、渡辺京、加茂杏子、福田響志、大河内浩、霧島れいか、ムロツヨシ、中村靖日、吉本菜穂子、軍司眞人、ノッチ(デンジャラス)、ジャワネットたかな(ビューティーこくぶ)、小倉馨、岡田義徳、長谷川博己、山口香緒里、町田マリー、坂本爽、豊永利行、上地春奈(キャラメルクラッチ)、佐野由布子、迫田孝也、神尾佑、須永慶、更科有哉、志賀廣太郎