宇宙大怪獣ドゴラ 

史上初の「宇宙怪獣」として、その地位は揺るがないが、名称だけが先行して称えられている感があり、それはとりもなおさず怪獣としての存在感がないという一点に尽きる。もっと、いわゆる怪獣怪獣した怪獣であれば、現在も映像とともに取り上げられる機会が多くなっていただろうし、それだけ知名度も上がっていたことだろう。しかし、クラゲのようなモヤモヤとした造形ではインパクトに欠け、人びとの興味の対象には遠く及ばない結果とならざるを得ない。
さらには、映画のストーリーとしてはドゴラを中心にした怪獣撃退物語ではなく、宝石強盗団などのサイドストーリーのほうが極端に膨らんでしまっていては、いかに強靱な力を持つ宇宙怪獣であろうと太刀打ちできないのであった。

■DOGORA-THE SPACE MONSTER 1964年 日本映画
監督:本多猪四郎
原作:丘美丈二郎
脚本:田実泰良、関沢新一
音楽:伊福部昭
特技監督:円谷英二
出演:夏木陽介、ダン・ユマ、中村伸郎、小泉博、藤山陽子、若林映子、藤田進、河津清三郎、田島義文、天本英世、加藤春哉、田崎潤、船戸順、桐野洋雄、若松明、坂本春哉、当銀長太郎、堤康久、岩本弘司、津田光男、熊谷卓三、広瀬正一、中山豊、上村幸之、土屋詩朗、鈴川二郎、坂本晴哉、澁谷英男、岡豊、千葉一郎、広田新二郎、伊原徳、岡部正、大前亘、宇野晃司


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