後妻業の女 

主要キャストがほぼ主演級のオールスターキャストのなかでも、大竹しのぶのアバズレ演技は(失礼ながら)まさに本領発揮でひときわ輝いていた感がある。実際の生活がどうかはわからないが、それでもときおりニュースになる「恋多き女」の印象は、それほど間違ってはいないのであろう。そこにプラスして彼女の関西弁。東京人のエセ関西弁は、関西の人はすぐにわかるという。自分はネイティブではないので、その違いははっきりしないが、東京生まれの大竹しのぶの関西弁はかなり流暢に感じた(実際に公開時の舞台挨拶でも鶴瓶からお墨付きをもらっていたようだ)。それは彼女の天性の素質か、はたまた元夫から学んだものか。それにひきかえ、梶原善のそれは、私でもわかるくらいにひどいイントネーションであった。
最後に、鶴瓶の劇中における印象的なひと言を記しておきたい。「通天閣や、いや、スカイツリーや」。

■後妻業の女 2016年 日本映画
監督・脚本:鶴橋康夫
原作:黒川博行『後妻業』(文藝春秋)
出演:大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、ミムラ、松尾諭、笑福亭鶴光、樋井明日香、梶原善、六平直政、森本レオ、伊武雅刀、泉谷しげる、柄本明、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏、菜葉菜、玄理、草野イニ、小林健、叶麗子、金子なな子、棚橋ナッツ、尾花かんじ、淵上真如、鈴木隆仁、高橋明文、加藤満


gosaigyo_no_onna_2016

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://slapdash55.blog43.fc2.com/tb.php/8599-60a2771c