怒り 

どうやら本作の元となるものは、2007年に起こった「市橋事件」らしい。この事件の発生から2年以上にわたる犯人の逃亡生活など一連のニュースは大々的に、そしてセンセーショナルに報じられ、「市橋ギャル」などという妙な流行まで生み出したため、すでに事件発生から10年が経つというのに印象的に記憶に残る。
そしてその後も逃亡生活の全貌が明らかになるにつれて、テレビのドキュメンタリーで取り上げられ、そこで再現フィルムがつくられたり、またディーン・フジオカの監督・主演による『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』も制作されている。それらのドラマ仕立ての映像を見ていることもあって、本作の同じようなシーンは、本来であればショッキングな場面であろうが、どうにも既視感が強く、「あれ?もしかしてこの映画、もう見たっけ?」とまで思ってしまうほどであった。

■怒り 2016年 日本映画
監督・脚本:李相日
原作:吉田修一『怒り』(中央公論新社)
脚本:李相日
音楽:坂本龍一
出演:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、亀山百伽、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、宮崎あおい、妻夫木聡、田中隆三、寺井文孝、笹岡サスケ、有福正志、水澤紳吾、赤江珠緒、須藤温子、大谷幸広、青柳尊哉、カン・ソンヒョ、片野晴道、神崎英敏、山口真孝、高宮城実人、犬養憲子、粟田麗、マイキー、ボビー・ジュード、亀山愛、原宗史、朱雀ガラティア、久保田傑、日向寺雅人、海老澤健次、美洋煌、岩永洋昭、松浦祐也


IKARI

ikari_2016_01ikari_2016_02

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://slapdash55.blog43.fc2.com/tb.php/8580-e0e45c21