マダムと泥棒 

見る前は年代とタイトルの印象からモノクロ作品かと思い込んでいたのだが、開巻すぐにカラー映像が広がり、ちょっと意外なイメージを焼きつけられた。しかしそのインパクトもすぐに、ストーリー立てのおもしろさに奪われる。やはり主人公にマダム(お婆ちゃん)を据えた効果は計り知れない。その設定とキャスティングによって泥棒の滑稽さがいっそう際立ち、彼女の持つほのぼのとした佇まいが最後まで良質の雰囲気を画面全体に漂わせる。
ただし、コメディーとして劇中で死人(しかも1人ではなく!)が出るのはどうかと思うが、これはどうやらイギリス流のブラック・コメディーと解されるようである。

■THE LADYKILLERS 1955年 イギリス映画
監督:アレクサンダー・マッケンドリック
脚本:ウィリアム・ローズ
出演:アレック・ギネス、ケティ・ジョンソン、ピーター・セラーズ、セシル・パーカー、ダニー・グリーン、ハーバート・ロム、フィリップ・ステイントン


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