エイプリルフールズ 

このように伏線をちりばめておいて、最後にそれらをサーッとつなげてカタルシスを感じさせるという手法は、その最後のカタルシスを気持ちよく感じることができるかどうかにかかっている。物語はそこに収斂するように、結末からさかのぼって構築されているのだから、どうしても無理やりに当てはめているところも出てくるが、それをいかに自然な流れで違和感なく進め、観客の頭の中でフィルムを逆回ししてもらえれば成功である。
その点でいえば、本作は各登場人物がつながってはいるが、その関係性がぎこちなく、そのいびつな関係が影響して、残念ながら、最終的には自分には「カタルシス」が弱かった。とくにメインのレストランでの空騒動がいま一歩説得力を欠き、ワンポイント出演の小池栄子のパンクの意味も明確にわからず。それはもしかしたら私の理解力のなさかもしれないが、このようなエンターテインメント映画では、理解力のないものでもわかるようにつくるのが第一であろう(と、自分のことを棚にあげる)。

■APRILFOOLS 2015年 日本映画
監督:石川淳一
脚本:古沢良太
出演:戸田恵梨香、松坂桃李、おのののか、ユースケ・サンタマリア、坂本千恵、小澤征悦、涼風ことの、菜々緒、戸次重幸、七海なな、宍戸美和公、大和田伸也、生野陽子、小室葵花、寺島進、星野あかり、高橋努、新堂結菜、浜辺美波、宇佐美恵、山口紗弥加、二階堂姫瑠、滝藤賢一、柊一華、千葉真一、鶴岡幸乃、高嶋政伸、小野花梨、りりィ、蓑原菜都子、岡田将生、小池栄子、千葉雅子、奈良麻莉亜、窪田正孝、浦上晟周、木南晴夏、里見浩太朗、浅見れいな、諫山幸治、古沢一郎、國本鍾建、古田新太、ガンビーノ小林、河野洋一郎、寺田真実、兎本有紀、浜近高徳、宇納佑、小川あつし、氏家恵、林和義、富司純子、今野杏南、三宅正治、矢野聖人、加藤綾子、武藤心平、田端玲実、伊部葉子、生瀬勝久、鈴木和歌奈、佐藤邦洋、田中瑛祐、増田雄二、西山祥広、和田崇太郎、江口祐貴、相馬眞太、佐々木陽向、齋藤水生、杏奈玲治、長浜利久也、金子海音、田中茉莉香、立野佑茉、鈴木葵、中野遥斗、田端紳兵、金時むすこ、倉根啓幸、小春、手島優、岸本賢治、三浦景星、坂本貴星、坂本貴啓


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