珍遊記 

松ケンこと松山ケンイチは『デスノート』のL役でブレイクし、そこから映画やドラマで超売れっ子となっていったが、ここ最近の松ケンの立ち位置や今後の方向性がよくわからなくなってきているような気がする。というのも、テレビドラマの実写版『ど根性ガエル』に主演したりして、その面立ちとは異なる雰囲気の役に挑戦しはじめた感があるからである。そして本作だ。『ど根性ガエル』はまだいいが、この山田太郎役は驚きである。とりあえず現時点では演技の幅を広げていると解釈しておきたい。
漫☆画太郎の原作は、それなりに楽しい。絵が下手といっていいのか、個性的で独特といえばいいのか、その珍妙で迫力のある絵で展開される奇天烈な漫画の実写化など、誰もが二の足を踏むだろう。そこにあえて自分から踏み込んでいくのは、はたして勇気か、無謀か。その答えは映画を見てそれぞれが判断すればよい。

■珍遊記  2016年 日本映画
監督:山口雄大
企画・総合プロデューサー:紙谷零
原作:漫☆画太郎『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』(集英社)
脚本:おおかわら、松原秀
オープニング曲:RIP SLYME『Take It Easy』
エンディング曲:RIP SLYME『Drop!』
バトルソング:マキシマム ザ ホルモン『アバラ・ボブ〈アバラ・カプセル・マーケッボブ〉』/『ジョニー鉄パイプIII』
出演:松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧、板尾創路、矢部太郎、今野浩喜、おおかわら、ロバート・ボールドウィン、松尾諭、エリック・ファーマン、リッキー、アイアム野田


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