重力ピエロ 

人間はDNAの呪縛から逃れられない。その事実をまざまざと見せつける一作である。そこには親子の絆、義兄弟など、さまざまなテーマが潜り込まされているが、なかでも春(岡田将生)の生きざまは注目に値する。
というのも、彼の父親は戸籍上の父(小日向文世)ではないのだが、母親は鈴木京香なのである。物語の設定上、彼は不幸な身の上に描かれるが、彼の境遇は、「もし自分の母親が鈴木京香だったら」と考えてみれば自明だ。それがどれだけ幸運なことか。といっても、実際にそうなったら、恥ずかしさで口もきけないに違いない。

■A PIERROT 2009年 日本映画
監督:森淳一
企画・脚本:相沢友子
原作:伊坂幸太郎『重力ピエロ』(新潮社)
主題歌:S.R.S『Sometimes』
出演:加瀬亮、千葉ひとみ、岡田将生、小日向文世、今野優子、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎、遠藤ありさ、コッセこういち、熊谷知博、北村匠海、Erina、吉岡伸吾、石垣のりこ、仁瓶由美、下地和也、保坂浩之、木下英樹、狩野正志、大谷典子、高 原里佳、天野真佑、早川恭崇、谷田川さほ、工藤恵美子、松澤仁品、田口主将、森下サトシ、前田有作、我妻利幸、ウッチー、中園栄一郎、八田昌治、下地和 也、保坂浩之、柏木陽、樋渡宏嗣、鎌田隆、高橋貴光、渡邊裕子、八尾坂彰、小松寿子、工藤千尋、庄司理紗、井上彩、芦野由憂、氏家美幸、猪俣あおい、佐藤 彩佳、大野日南太、大谷英里、小関伸嗣、古郡正輝、堀江隆太


A_PIERROT_2009

JURYOKU_PIERROT_2009

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