17歳 

フランソワ・オゾンはなぜかもっと枯渇したおじいさん監督と思っていた。というのも、高齢のおじいさんが失った青春時代の個人的な思いを満足させるために、年端のいかない女の子のヌードを入れ込んだ作品をつくっているのかと思っていたのだが、オゾン監督はまだ40代半ばのおじさんであった。この年齢でこの作風であれば、その性癖に問題ありといわれてもおかしくない。80歳くらいのおじいさんであれば許せたが、さすがにこれはちょっと許せない。おそらくそのうちに事故を起こす。
自分がこの映画に食指を動かしたのは、オゾン監督の趣味とは真逆と考えてもいいシャーロット・ランプリングの名前がキャストに記されていたからである。だが、調べてみると、オゾン=ランプリング映画は『まぼろし』『スイミング・プール』『エンジェル』と3作品もある。ここからいえることは、オゾン趣味は幅広いということであろう。
なお、本作をシャーロット・ランプリング目当てで見はじめた私は、なかなか彼女が出てこないので、キャスティング表を見間違えたかと思ったほどに後半になって、大トリ的に現れ、圧倒的な存在感を示す。それだけでもう大満足である。

■JEUNE & JOLIE / YOUNG & BEAUTIFUL 2013年 フランス映画
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:マリーヌ・バクト、ジェラルディーヌ・ペラス、フレデリック・ピエロ、シャーロット・ランプリング、ヨハン・レイゼン、ファンタン・ラバ、ナタリー・リシャール、ロラン・デルベック


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seventeen_2013jeune_et_jolie_2013Young_and_Beautiful_2013

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