コードネーム:プリンス 

この映画には「いいもん」、いわゆる正義の味方がいない。ストーリー的には「娘を救うためにスーパーな活躍をする父親」という、どこかで何回も見たことがあるような図式なので、この主人公の父親が「いいもん」のように見える。しかし、この男はかつて「プリンス」と呼ばれた裏社会の殺し屋だ。対するブルース・ウィリス扮するオマールも犯罪組織のボスなので、当然悪いやつである。
自分の妻子を殺された殺し屋に恨みを持ち、その殺し屋の娘をドラッグ中毒にして父親をおびき寄せ復讐しようとする、という構図であればすっきりするのだが、娘はそれを目的として無理やり連れ去られてヤク漬けにされたというような描写もないので、フィルム上では自業自得の結果のように見える。
かつては自分もプリンスであったことを思えば(この映画でのプリンスとは大きく意味が違い、本来の意味でのプリンスである)、その命名された名前の重みはわかるものの、やはりやっていいことと悪いことの区別はつけなければいけない。

■THE PRINCE 2014年 アメリカ映画
監督:ブライアン・A. ミラー
脚本:アンドレ・ファブリツィオ、ジェレミー・パスモア
出演:ジェイソン・パトリック、ブルース・ウィリス、ジョン・キューザック、Rain、ジェシカ・ロウンズ、ジョナサン・シェック、ジーア・マンテーニャ、カーティス・“50 Cent”・ジャクソン


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