ルーム 

第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞にノミネートされながらも受賞は逃したものの、ブリー・ラーソンが主演女優賞を獲得し一躍話題となった本作。ゴールデングローブ賞も作品賞とともに主演女優賞を受賞。この女優、見覚えがないのだが、過去の出演作を調べると、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)、『ドン・ジョン』(2013)などを見ているが、いずれも記憶なしである。正直にいえばルックスが好みではないので、印象に残らなかったのであろう。
本作では主演女優として、まことに堂々と監禁された母親という特異な状態の女性をきめ細やかに演じており、映画をぐいぐいと引っぱっていく力を見せつけるが、それには本作にとっていなくてはならない相棒である彼女の子ども役を演じたジェイコブ・トレンブレイの好演に助けられている部分が多分にあるように見える。少女と見まがうようなきれいな顔は、5歳といえど惚れ惚れとしてしまうし、それはとりもなおさず世間を知らない真っ白な精神を写す鏡の役目も果たしている。この子が次作でどんなふうに変身して登場するかが、今から楽しみである。

■ROOM 2015年 アメリカ映画
監督:レニー・アブラハムソン
原作:エマ・ドナヒュー『部屋』(講談社)
脚本:エマ・ドナヒュー
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョーン・アレン、ショーン・ブリジャース、ウィリアム・H. メイシー、マット・ゴードン、アマンダ・ブルジェル、ジョー・ピングー、トム・マッカムス、ランダル・エドワーズ


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