007 スペクター 

開巻すぐの長回しはそれなりに見応えがあるが、建物が爆発するまでカットがなければさらに楽しめただろう。長回しは「こんなところもノーカットで撮影されたのか」と思わせることでその効果が最大限に発揮されるだろうからである。『レヴェナント』の熊との格闘シーンを見れば、それは明らかである。
ダニエル・クレイグも熊と闘ってみればよい。カットの隙間さえ与えられないスピード感は熊との格闘にこそあるのではないか。
そのダニエルも本作で007役は降板といわれる。抜擢当初は007作品もただのアクション映画に成り下がったと揶揄されたが、ここのところやっと英国紳士としての諜報員の気品がだんだんに備わってきたようにも思われるというのに、はなはだ残念である。次の007にはぜひとも内藤大助氏を。

■SPECTRE 2015年 アメリカ映画
監督:サム・メンデス
キャラクター創造:イアン・フレミング
原案:ジョン・ローガン、ニール・パービス、ロバート・ウェイド
脚本:ジョン・ローガン、ニール・パービス、ロバート・ウェイド、ジェズ・バターワース
テーマ曲:モンティ・ノーマン(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌:サム・スミス『Writing's On The Wall』
出演:ダニエル・クレイグ、クリストフ・バルツ、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、デイブ・バウティスタ、アンドリュー・スコット、ロリー・キニア、イェスパー・クリステンセン、ステファニー・シグマン、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ、アレッサンドロ・クレモーナ、ジュディ・デンチ


007_SPECTRE_2015

007_SPECTRE_2015_01007_SPECTRE_2015_02007_SPECTRE_2015_03
007_SPECTRE_2015_04007_SPECTRE_2015_05007_SPECTRE_2015_06
007_SPECTRE_2015_07007_SPECTRE_2015_08007_SPECTRE_2015_09
007_SPECTRE_2015_10007_SPECTRE_2015_11007_SPECTRE_2015_12
007_SPECTRE_2015_13007_SPECTRE_2015_14007_SPECTRE_2015_15
007_SPECTRE_2015_16007_SPECTRE_2015_17007_SPECTRE_2015_18
007_SPECTRE_2015_19

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://slapdash55.blog43.fc2.com/tb.php/7793-283872fc