メタルマン 

伝説の「アイアンマンもどき映画」である。いや、考えようによっては『アイアンマン』のほうが「メタルマンもどき映画」といえるのかもしれない。もちろん予算的な面でいえば、マーベル作品ほどに潤沢に制作費を使えないのはよくわかる。それだけに、そこに流れる制作者のメタルマンに懸けるスピリットが感じとれ、原点的な映像が垣間見えるのである。
アイアンマンとは異なり、メタルマンのスーツは1回装着すると一生脱ぐことはできない。その悲哀は、マスクの上からでははっきりとはわからないが、相当のものであることは容易に想像ができる。その運命の十字架を彼に架した博士は冒頭で敵の手によって命を落とすが、すべてにおいて「時間がなかったのだ。許せ」と言って逃げるお気楽ものでもあった。世の中のすべてのことがこの言いわけで済めばいろいろと解決するということが、本作の教訓として学ぶべき点である。

■METAL MAN 2008年 アメリカ映画
監督:ロン・カーコスカ
脚本:カルロス・ペレス、ノビン・シャキーバ
出演:サミュエル・ネイサン・ホフマイア、レジー・バニスター、バーバラ・ジーン・バリール、キム・アーウィン・ディルダイン、リーア・グリムソン、ダーレン・レブレッチ、スコット・レビ、アンソニー・アントヌッチ


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