アンブレイカブル 

「いい人ぶる」「先輩ぶる」「もったいぶる」などの言葉は日常的に使ってもいるが、「あんぶれいかぶる」と言われて、その意味がにわかにわかるだろうか。いくつかの語が複合されていることで複雑化しているので、そのそれぞれの要素にひもとけば、意外に簡単に意味を解することができる。
前述のように末尾の「ぶる」は、漢字では「振る」をあて、「そのようにふるまう」とか、「それらしいようすをする」というような意を表す。その前の「ぶれいか」は一瞬電気のブレイカーを思い起こすが、これは「無礼」である。最後の「か」は接尾語として捉えておけばよい。ここまで解釈できれば、あとは簡単だ。先頭の「あん」は「アンラッキー」や「アンバランス」というような例でわかるように否定を示す接頭辞。「ここにきて英語?」と思われる方もいるかもしれないが、そういう方にはこう答えよう。「ここにきて英語なのである」と。
さて、これで「あんぶれいかぶる」の意味は明らかになるはずだ。つまりは「無礼じゃないように振る舞う」ということである。ここには「本当は無礼を働きたいくらいイヤなやつなんだけど、社会人としてそれではいけないので、社交辞令として表面上は無礼にならないようにする」という深い暗喩が込められていることに注意されたい。

■UNBREAKABLE. 2000年 アメリカ映画
監督・脚本:M. ナイト・シャマラン
製作:バリー・メンデル、サム・マーサー、M. ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス、サミュエル・L. ジャクソン、ロビン・ライト・ペン、スペンサー・トリート・クラーク、イーモン・ウォーカー、シャーレイン・ウッダード、レスリー・ステファンソン、マイケル・ケリー、ナタリー・ハルトマン、M. ナイト・シャマラン


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