アンドロイドよ静かに眠れ! 

映画『ブレードランナー』の原作となったフィリップ・K. ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の例をあげるまでもなく、SFの世界でもまだまだ発展途上にあるアンドロイドは、なにかと問題を起こしやすい代物である。ロボットである彼らの最大の特徴は寝ないことだ。ここに先の「電気羊の夢」という矛盾がアイロニカルに表現されるわけだが、本作ではそれが直接的に「眠れ」と無理難題を命令形で示している。
そんなアンドロイドに対して、人間は眠らないと生きてはいけない。いくら人間に似せてつくられたアンドロイドでも、そこが違う点である。だからとって、アンドロイドは夜通し騒いでいいわけではない。第一、寝ている人間の迷惑になる。そこで、アンドロイドのメカニズムに、「夜は眠くなくても寝たふりをすること」という項目が加えられるのである。

■THE ANDROID AFFAIR 1994年 アメリカ映画
監督・脚本:リチャード・クリッター
原作:アイザック・アシモフ
出演:ハーレイ・ジェーン・コザック、グリフィン・ダン、オシー・デイビス、ソウル・ルビネック、ピーター・アウターブリッジ、ナタリー・ラドフォード、デビッド・キャンベル、ロン・ハートマン、ミシェル・モファット、ジョセフ・スコーレン、ダイアナ・ジマー、デズモンド・キャンベル、アン・リッチー、ブライアン・レンフロ、トッド・シュローダー、
チャンドラー・ガラッソ、ウェンディ・マーフィー、ロバート・ホーリンガー


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