バイブス秘宝の謎 

終始ミニスカートをはいているシンディ・ローパーだが、意外と足が長い。残念ながら頭部が大きいので、そのアンバランスな感がぬぐえず、ご自慢の脚線美も宝の持ち腐れ感がある。その腐った宝こそが秘宝というわけでもない。
その相手役、ジェフ・ゴールドプラムは相変わらずギョロ目で、ハエ男の印象が抜けない。本作では妙な能力を披露するが、それもハエの遺伝子ゆえではないかと思わせるところに、彼の悲劇がある。
そしてもうひとり、ピーター・フォークである。彼の中途半端な役どころは、やはり彼も「刑事コロンボ」を脱しきれない宿命をかかえた、いわゆる渥美清における車寅次郎的な悩みを象徴しているかのようである。
この三者三様の中途半端が合わさることで、奇跡的に黄金の中途半端映画が誕生したのである。

■VIBES 1988年 アメリカ映画
監督:ケン・クワピス
製作:デブラ・ブラム、トニー・ガンツ
製作総指揮:ロン・ハワード
脚本:ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル
出演:シンディ・ローパー、ジェフ・ゴールドブラム、ピーター・フォーク、ジュリアン・サンズ、エリザベス・ペーニャ、スティーブ・ブシェミ、ロナルド・G. ジョセフ、グーギー・グレス


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