八つ墓村 

西洋では「ラッキーセブン」といって7を幸運の数字とするが、日本では漢数字の八を末広がりのかたちに見立てることで縁起のよい数字とする。逆に西洋では8は不吉な数字とされるらしい。ということは本作『八つ墓村』は日本映画なので、いい意味にもなりそうなものだが、内容はおどろである。もともと横溝正史の「金田一耕輔シリーズ」は、その手の題材が多い。そして日本人はこのような人間の内面に抉り込むようなものが好きなのであろう。それが証拠に、9度の映像化(映画3、テレビドラマ6、漫画5、舞台1)がなされている。
この勢いで流行りのハリウッドリメイクになるとしたら、まさに西洋で不吉な数字の8をそのまま使うのか、もしくは縁起のよい数字に含まれた葛藤を表すために「Village Of The Seven Tombs(七つ墓村)」となるのかという点は注目されよう。

■八つ墓村 1977年 日本映画
監督:野村芳太郎
製作:野村芳太郎、杉崎重美、織田明
原作:横溝正史
脚本:橋本忍
出演:渥美清、萩原健一、小川真由美、花沢徳衛、山崎努、山本陽子、市原悦子、山口仁奈子、中野良子、加藤嘉、井川比佐志、綿引洪、下絛アトム、夏木勲、田中邦衛、稲葉義男、橋本功、大滝秀治、夏純子、藤岡琢也、下絛正巳、山谷初男、浜田寅彦、浜村純、吉岡秀隆


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