龍三と七人の子分たち 

劇中の珍妙で滑稽なやりとり(白眉は早撃ちのマックによる仁義の場面)は、なるほど、北野武がビートたけしであることを改めて思い起こさせる。いや、べつにそれを忘れていたわけではないし、いまだに「タケちゃん」がバラエティー番組で身体を張っている姿は崇高でもあるのだが、それは口に出してはならず、ただその阿呆な行為に身を委ねて笑っていればいい。
すでにロートルとして衰えていながらも身体を張って生きるおじいさんたちのかっこいい姿の背後に輝く光が、このおじいさんがたの背中にも見えるのは決して紋々の威光の影響だけではない。やはり、そこには身体を張って生きる任侠の気持ちが見え隠れしてるのである。

■龍三と七人の子分たち 2014年 日本映画
監督・脚本:北野武
編集:北野武、太田義則
音楽:鈴木慶一
出演:藤竜也、近藤正臣、中尾彬、山根くるみ、釜愚痴ホモ恵、品川徹、山科亨、佐久間孝子、樋浦勉、伊藤幸純、Doc Kinoko、若森安菜、吉澤健、鯉沼トキ、矢島健一、オータアツシ、高瀬アラタ、栗田麻衣、加藤祐子、勝村政信、北澤清子、プリンセ、大川咲、浜田大介、古口拓也、ビートたけし、シェパード太郎、清水淳子、辰巳琢郎、瀬戸夏実、徳井優、川口力哉、山崎樹範、岩瀬和樹、川野直輝、崎正宗、石塚康介、芦川誠、池谷のぶえ、アンジェリカ、清水富美加、酒匂美咲、山口祥行、本宮泰風、荒谷清水、清水一彰、伊東由美子、酒向芳、猫田直、込江海翔、佐藤真弓、しま枝、浅野雅博、水澤紳吾、遠藤雄弥、ガンビーノ小林、宮田博一、竹井亮介、おかやまはじめ、中村無何有、橘美緒、柊瑠美、荻野友里、内山森彦、湯沢勉、越村友一、安田顕、森本のぶ、はやしだみき、山本恵子、小野寺昭、関口あきら、ケンタエリザベス3世、萬田久子、三浦久枝、下條アトム、大林唯、石渡麻美、カトゥー、市オオミヤ、茂木亜由美、水野綾子、川瀬幸恵、浦田容子、中川ひろき、藤木力、矢野たつじ、木村仁、犬飼令、伊藤輝、丸山剛


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