ターボキッド 

どこかで見たことがあるような気がするディストピア世界だが、唯一違うのが、移動手段が自転車というエコな社会生活を営んでいるという点である。このどんよりとした世界観と「エコロジー」という言葉はおよそ似つかわしくないが、そのアンマッチなものを関連づけたところにこそ、この作品の新味があろう。舞台を1997年という、近未来ならぬ近過去に設定しているのもおもしろい。
アップルの脳天気さは、血みどろなスプラッターワールドにおいて、唯一の清涼剤。ストーリーにおいても重要なキーキャラクターとなる。このB級たるB級映画は各地で熱狂的に受け入れられたというが、それはこの類型的な世界の造形以外に、青い目の彼女の功績が大きいのではないだろうか。

■TURBO KID 2015年 カナダ映画
監督・脚本:フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル
出演:マンロー・チェンバーズ、ロランス・ルブーフ、エドウィン・ライト、アーロン・ジェフリー、マイケル・アイアンサイド


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