ラビット・ホール 

ニコール・キッドマンの振れ幅に、ときおりついていけなくなることがある。もちろん、俳優業というのは振れ幅が大きければ大きい ほど、それを「芸」と肯定的に捉えられる世界であるし、それが当然として受け入れるべきであろう。しかし、これはこちらの勝手ではあるのだが、『真夏のペーパーボーイ』を見た直後に本作を見たとき、彼女に向けた視線に含まれる熱の帯び方が多少は違ってきてしまうことは否めないのだ。
映画のテーマ が重いだけに、その方向性の違う視線の熱を否定しながらの鑑賞は、ストーリーに入り込めないばかりか、高校生のジェイソンとのあらぬ関係などを夢想してし まうのは間違っているとわかっていながらも、いつの間にかジェイソンに自分の姿を重ねたりもしてしまうのは、どうしようもない男の性(さが)というもので あろう。

■RABBIT HOLE 2010年 アメリカ映画
監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
原作戯曲・脚本:デビッド・リンゼイ=アベアー
出演:ニコール・キッドマン、アーロン・エッカート、ダイアン・ウィースト、タミー・ブランチャード、マイルズ・テラー、ジャンカルロ・エスポジート、ジョン・テニー、パトリシア・カレンバー、ジュリー・ローレン、サンドラ・オー、アリ・マーシュ、ロバータ・ウォラック、サリー・サフィオッティ


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