Shopgirl/恋の商品価値 

この映画の成り立ちをまったく知らずに、ただスティーブ・マーティンの出演で、「ラブコメ」というジャンル分けに(ある意味、だまされて)見てしまったが、あまりにお粗末な内容に、作品の氏素性を確認すると、スティーブ・マーティンの処女小説であり、脚本も自らが筆を執って、なおかつ主演までしていしまったという、まさに自作自演の極み的な映画であった。レイという初老の男性は、行動を反芻すると大人な男でかっこいいのだが、それをコメディ畑で育ってきたスティーブが演じればパロディにしかならない。だからといって、パロディなわけではなく、本人はいたってまじめなところが中途半端感を誘う。
さらにいけないのは、ベッドシーンが妙にエロティックなところだ。コメディでは経験することがないので、スティーブはこれがやりたかったのではないかと勘ぐりたくなるほどである。
結論としては、まず見る前に、これはラブコメではないということを自分に言い聞かせることであるが、それよりも、「見ない」というのが第一選択であろう。

■SHOPGIRL 2005年 アメリカ映画
監督:アナンド・タッカー
製作:アショク・アムリトラジ、ジョン・ジャシュニ、スティーブ・マーティン
原作:スティーブ・マーティン『ショップガール』(集英社)
脚本:スティーブ・マーティン
出演:スティーブ・マーティン、クレア・デインズミラベル、ジェイソン・シュワルツマン、ブリジット・ウィルソン=サンプラス、サム・ボトムズ、フランセス・コンロイ、レベッカ・ピジョン、クライド草津、ロミー・ローズモント、レイチェル・ニコルズ、シェーン・エデルマン、サマンサ・シェルトン


Shopgirl_koi_no_shohin_kachi_2005

SHOPGIRL_2005

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