エリン・ブロコビッチ 

実在の人物の軌跡をジュリア・ロバーツが演じる。劇中にカフェのメイド役でご本人が特別出演しているが、本物のエリン・ブロコビッチのほうが魅力的というのはどういうわけだ。それはジュリアもハリウッドの成功者のひとりで、自分自身を成し遂げたものの象徴として扱っているが、それ以上にエリンのやり遂げた事実の大きさが、彼女の身体から表出されているためではないだろうか。
それでもブロコビッチの謎は残る。「大手企業のPG&Eから史上最高額の和解金を勝ちとった」として褒めそやされるエリンだが、そこにブロコビッチの介入で名札を「ジュリア」としたウェイトレスに化ける一幕をどう説明するのか。そこが明快に解決されればプリティ・ウーマンにもなれるのだが。

■ERIN BROCKOVICH 2000年 アメリカ映画
監督:スティーブン・ソダーバーグ
製作:ダニー・デビート、マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア
脚本:スザンナ・グラント
出演:ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー、アーロン・エッカート、マージ・ヘルゲンバーガー、チェリー・ジョーンズ、ピーター・コヨーテ、ビエンヌ・コックス、スコッティ・リーベンワース、マイケル・ハーネイ、ジーナ・ガレゴ、ウェイド・アンドリュー・ウィリアムズ、シーラ・ショウ、ミミ・ケネディ、ドーン・ディダウィック


Erin_Brockovich_2000

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