媚薬 

たいていは密やかに語られる「媚薬」という言葉には、そこはかとなく淫靡なにおいがただよい、その言葉の存在そのものが人を陶然とさせる。これこそが媚薬の媚薬たるゆえんではないか。そもそも医学的な根拠をもつ媚薬など、実際の効果は本来の期待される媚薬ではなく、擬似的な効果しか望めないのであり、それだけで媚薬の胡散臭さがわかろうというものだ。
だからこそ、人は媚薬を求める。手に入らないものを求めるのはいつの時代でも同じだ。そして本当の意味での媚薬が開発されようでもしたら、世の中は味気ないものになるかもしれない。だからこそ、媚薬はいつまでも手に入らぬ幻であってほしいのである。

■BELL, BOOK AND CANDLE 1958年 アメリカ映画
監督:リチャード・クワイン
原作:ジョン・ヴァン・ドルーテン
脚本:ダニエル・タラダッシュ
出演:ジェームズ・スチュワート、キム・ノバク、ジャック・レモン、アーニー・コバックス、エルザ・ランチェスター、ハーミオン・ジンゴールド、ジャニス・ルール


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