パッセンジャーズ 

小説や映画などの創作物において、いまや「夢オチ」というオーソドックスな手段は禁じ手とされている。そのオーソドックスさを逆手にとって、ややひねった角度からの夢オチにする手もなくはないし、実際にそういうものも見られる。だからこそ、それまでのフィクションとしてのお約束は守らねばならない。
その点でいけば、本作はそのラインからやや逸脱しているのではないか。ラストでオチがわかった瞬間に、それまでに積み上げた伏線がきれに氷解すれば、そこに驚きや感動が生まれるが、さまざまなつじつまの不整合に「?」を浮かべられてしまっては元も子もない。パッセンジャーズならパッセンジャーズとして、せめてアベンジャーズとの対決姿勢を見せてほしいものである。

■PASSENGERS 2008年 アメリカ映画
監督:ロドリゴ・ガルシア
脚本:ロニー・クリステンセン
出演:アン・ハサウェイ、パトリック・ウィルソン、デビッド・モース、アンドレ・ブラウアー、クレア・デュバル、ダイアン・ウィースト、ウィリアム・B. デイビス、ライアン・ロビンズ、ドン・トンプソン、アンドリュー・ホイーラー、カレン・オースティン、ステイシー・グラント、チェラー・ホースダル


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