受難 

女性の局部が人格を持ってしゃべり出すという、岩佐真悠子主演のお色気コメディである。「人格」というよりも、はっきりと男性の顔ができるので人面瘡の一種といえるだろう。未見だが、フランス映画でも同じようなコンセプトの『プッシー・トーク』という作品があった。『スクリーン』だったか『ロードショー』だったかの2色刷りページで紹介されていた当該作品の時代ならではのピンぼけ写真を興味深く眺めた記憶があるが、時代が21世紀になれば、その種の作品も見放題である。
「時代」といえば、その昔は禁句とされていた四文字言葉も、この映画の中では言い放題で、主演の岩佐真悠子までが口にするのはちょっと行きすぎの感もある。こういうものは秘めやかに口にしてこそ情動が揺さぶられるのだ。

■受難 2013年 日本映画
監督・脚本:吉田良子
原作:姫野カオルコ『受難』(文春文庫)
出演:岩佐真悠子、久保裕章、岡本英之、淵上泰史、伊藤久美子、奥浜レイラ、佐藤亮、内田亜希子、高山璃子、松本結愛、大見謝葉月、青柳文子、びわこ、古舘寛治、川畑雅和、川瀬陽太、吉岡睦雄、加藤貴宏、持永昌也、西山洋市、礒部泰宏、吉田ウーロン太、原陽子、姫野カオルコ、中野大地、玉井英棋、田谷野亮、上原剛史、西村晋也、とむささき、深田晃司、坂下雄一郎、松澤匠、高橋真由美、松原一郎、後藤剛範


junan_2013

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