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古畑和歌 

前回、夢枕獏氏の「仰天和歌」ってのにインスパイアされてつくった「にせ和歌」をご披露させていただいた。
設定をプチ流行しているバレエにしたのだが、いかんせん、バレエなんかぜんぜん知らないので、その世界をつかんでいるのかいないのか、よーわからんようになってしもうた。
その反省を生かして、今度は「古畑任三郎」でやってみた。
どの事件を詠んだものかはいちいち書かないので、各自勝手にあてはめるように。


人を殺めたる手で描きたる漫画 赤の色あざやか

犯行後の茶漬け それこそが究極のグルメなり

犯行前には 玉子を割ってかきまぜる練習をしておけ

そんなガポガポの靴で あの黒ずくめのデカにばれてしまっていいの

あまりにも大きなパフェ ぜんぜん減らないのがいとおかし

ジェラシーだってプライドだって 殺しちめぇばおんなじだ

もう一度 証拠は残してないか指差し確認

花瓶ふりあげたる君の 怖き顔 鋭き歯

デコで事件が解決できるなら ツルッパゲにでもなってやるわい

迷宮入り前 証拠が残ってないか現場に戻る君

「西園寺くん立ちたまえ」 「もう立ってます」

CMの間の現場の往復 公表できたら世界記録なのに

偽物と本物の区別もつかんのか このじぶたれもんが

フェルマーの定理 けっきょく誰が解いたのかが最大の謎

き、きみの頭に載っているのは 赤い洗面器ではないか

君のそのスーツ何着あるの その一言なぜ誰も言わぬ

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