内藤大助vs亀田興毅
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「運命の一戦」と、完全に間違っているキャッチコピーをつけられたWBC世界フライ級タイトルマッチ、チャンピオン内藤大助vs亀田興毅の一戦は、周知のとおり、判定で亀田が新チャンピオンとなった。
私もテレビで観戦したが、はたして亀田は強さを示したかというと、疑問を持たざるを得ず、どちらかといえば、内藤が弱かったという印象のほうが強い。
挑戦者としてチャンピオンに敬意を払っているのか、亀田はあまり踏み込まず、どちらかといえば引きぎみの戦いぶり。その姿勢にイライラを募らせたのか、内藤は中盤から故意に面相を変貌させて相手を驚かすという作戦を展開。この顔の変化に亀田もちょっとびびったように見えたが、もともと消極的な戦い方なので、あまり効果はなく、逆に内藤がダメージを受けているのではないかというマイナスのイメージをジャッジに与える結果になってしまったようだ。そして、そのままずるずると試合終了。
まあ、全体的にみれば、「パンチ力に欠けた試合」ということができるだろう。
ただ、この試合の平均視聴率は43.1%だったとのことで、これは1994年の薬師寺保栄vs辰吉丈一郎戦の39.4%を上まわる。つまり、亀田は薬師寺および辰吉にも勝利したのである。
さて、こうなると、つぎに亀田がねらうのは当然、1978年の具志堅用高vsハイメ・リオス戦の43.2%越えであろう。つまりカンムリワシvs闘犬という図式になる。
なお、この日、大相撲では白鵬が優勝し、年間86勝の新記録を打ち立てたという。つまり、この1年で4敗しかしていないということになる。しかし、亀田は22戦22勝、デビュー以来数年のあいだ無敗である。だから白鵬vs亀田は、後者に「軍配が上がる」といっていいだろう。つまり、これで白鵬は黒星を1つ増やす勘定になるのである。
これからも、スポーツ界の星取り合戦からは目が離せない。
- [2009/12/01 06:55]
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