バック・トゥ・スクール 

子どものころに十分な教育を受けることができなかった親父が、財をなしたあと、ふたたび高校に入学して起こすドタバタ騒動、という他愛のないお話である。
ときどき、「いま学校の授業を受けたら、先生の質問に対してもっとウィットのある返事ができるのに」と夢想する私にとっては、なかなかに深いものがあった。
親父が金にまかせて課題をこなしていくなかで、現代作家論のレポートを、ヴォネガット本人を呼びつけて書かせるくだりがおもしろい。結果的にそのレポートは「作家のことがわかっていない」という理由で落第となるのである。
そのカート・ヴォネガット役は、作家本人だということが後日わかった。ヴォネガット、やるじゃん。

■BACK TO SCHOOL 1986年 アメリカ映画
監督:アラン・メッター
出演:ロドニー・デンジャーフィールド、サリー・ケラーマン、バート・ヤング、キース・ゴードン、ロバート・ダウニー・Jr.、パクストン・ホワイトヘッド、テリー・ファレル、M. エメット・ウォルシュ、エイドリアン・バーボー、ベッキー・ルボー、ネッド・ビーティ


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