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 2021年02月 

ウルフ・アワー 

年齢を重ねるごとに美しくなっていくナオミ・ワッツの魅力といえども、この乱雑な部屋というワンシチュエーションで鑑賞者を2時間ばかり引き込むのはつらいものがある。さらには、ちょっと病んでいる役柄のため、最高潮のナオミ・ワッツではなく、意図的に魅力を半減させたナオミ・ワッツだ。映画半ばでエロチックなシーンも盛り込まれているが、それだけではさすがに弱い。
ストーリーにもいま一歩のめり込むような力は感じられず、どこに焦点をしぼればいいかが判然としなかったが、最後の最後、彼女の口元にわずかに浮かぶ笑みを目にしたときに「これか」と思った。このラストシーンを撮りたいがために、ずっと遡って話が構築されたのではないかと思わせるくらいの口元であった。

■THE WOLF HOUR 2019年 イギリス/アメリカ映画
監督・脚本:アリステア・バンクス・グリフィン
制作総指揮:フレッド・バーガー、フィリップ・ディエッパ、ケイト・ドライバー、ガレット・P. フェネリー、リンダ・モーラン、タリン・ナジェル、フィリップ・W. シャルツ、ナオミ・ワッツ
出演:ナオミ・ワッツ、ジェニファー・イーリー、エモリー・コーエン、ケルビン・ハリソン・Jr.、ジェレミー・ボブ、ブレンナン・ブラウン、ロバート・テスルット、リチャード・バード、シーン・ピルツ、グレン・リー、ジョン・パラチオ、ダニー・ゴールドスミス、ミッチェル・ファーロン、ジャック・オージャッド、トニー・バーンズ、ジャズミン・スミス、エンジェル・クリスチャン・ローマン、ジャメル・ロジャーズ、ペドロ・ハリウッド、ミリッツ・セラノ


THE_WOLF_HOUR__2019.jpg

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