LION/ライオン~25年目のただいま~ 

原題は「LION」である。その意味は映画のラストのテロップが出てくるまででわからない。そこまで引っぱっていくだけの自信の表れであり、現にそれだけのパワーがあると思う。それをぶち壊すのが、邦題の「25年目のただいま」である。大々的なネタバレの邦題は、昔から物議を醸すことが多いが、それは少しでも情報を開示して興味をひき、映画館に足を運んでもらおうという気持ちなのであろうが、それだけ「自信がない」ともとれてしまう。最近はSNSなどでの口コミで評判が拡散されるので、ある程度の内容はすぐにわかる。もう少し、「中身で勝負」のような策はなかったものか。
なお、第89回アカデミー賞においては、サルーを演じたパテールが助演男優賞にノミネートされている。彼が助演であるのなら、誰が主演なのだろうか。Google Earthか。

■LION 2016年 オーストラリア映画
監督・脚本:ガース・デイビス
原作: サルー・ブライアリー『25年目の「ただいま」』(静山社)
出演:デブ・パテール、ルーニー・マーラ、デビッド・ウェンハム、ニコール・キッドマン、サニー・パワー


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