メグ・ライアンの 男と女の取扱説明書 

そのほとんどが家の中で展開されるので、一幕ものの舞台作品の映画化と思わせる設定だが、実際のところがどうなのかは未確認。しかも旦那役のティモシー・ハットンのほうはほとんどが縛られたままなので、画面に動きがなく、かといって軽妙洒脱な会話が交わされるわけでもない。取扱説明書はそういう余分なところを割愛した読みものであるということからの邦題なのであろうか。
メグ・ライアンは最近整形で顔の造作が崩れているという噂で、最近の写真を見ると確かにだいぶキテるが、この作品が公開された2009年の時点ではまだ今ほどはひどくなっていない印象である。むしろ48歳にしてはきれい。ハリウッドマジックも失敗はあるのだ。

■SERIOUS MOONLIGHT 2009年 アメリカ映画
監督:シェリル・ハインズ
脚本:エイドリアン・シェリー
出演:メグ・ライアン、ティモシー・ハットン、ジャスティン・ロング、クリステン・ベル


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ねじ式 

いまやマーベル映画『マイティ・ソー』に出演するハリウッド俳優にまでのぼりつめた浅野忠信。彼の1998年の時点での俳優的ポジションはどこらへんにあったのだろうか。1990年デビューなので8年目。1999年には日本と香港の合作映画『孔雀』(監督クリストファー・ドイル)で主演を果たしているから、これから俳優としてのキャリアの階段に足をかけたところあたりではなかっただろうか。
つげ義春の代表作にしていまだ語り継がれる漫画の名作『ねじ式』の主演だ。力が入らないはずはない。しかし、新進俳優がいくら力を入れて演技をしても、つげワールドの映像化はむずかしかったといわざるを得ない。

■ねじ式 1998年 日本映画
監督・脚色:石井輝男
プロデューサー:石井輝男、小林桂子
原作:つげ義春
出演:浅野忠信、藤谷美紀、藤森夕子、金山一彦、砂塚秀夫、水木薫、清川虹子、原マスミ、丹波哲郎
川村信博、川道達也、竹部育美、我妻直矢、古田恵、鈴木幸夫、大山吉隆、吉岡綾子、日田泰造、石井千春、山田祥子、水川勝利、瀬戸顕一、岡村博文、西川直希、坂井麻美子、矢吹涼子、谷口志麻、田中舘紫恵子、高野慎三、広崎哲也、三木秀則、松浦孝行、貞明靖教、吉田裕司、井上博貴、杉作J太郎、海原由樹、三崎禮子、つぐみ、藤田むつみ、青葉みか、山口てう子、西野昇、大村マサエ、西志村明、堀田亜由美、堀田洋晃、岸田研二、大内信吾、星野祐司、渡辺将倫、嶋田安彦、網野照男


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