バースデイ・ガール 

ニコール・キッドマンがロシアからやってきた花嫁を演じる。日本人の目から見ると、イギリス人もアメリカ人も、そしてロシア人もそれほど違いはわからないが、その国の人からすればけっこうわかるものなのではないか。日本人が中国人や韓国人が「ちょっと違う」と感じるように。となると、ニコール。キッドマンのロシア人役は、当国の人たちの目にはどう映っているのであろう。
お話自体は至極単純。最後にちょっとした仕掛けがあるものの、それもありがちなオチで、『ムーラン・ルージュ』の翌年に公開されたにもかかわらず興行成績が振るわなかったのも理解できる。

■BIRTHDAY GIRL 2002年 アメリカ映画
監督:ジェズ・バターワース
脚本:トム・バターワース
出演:ニコール・キッドマン、ベン・チャップリン、バンサン・カッセル、マチュー・カソビッツ、ケイト・エバンス、ジョナサン・アリス、サリー・フィリップス


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硝子の塔 

少し前のテレビドラマ『砂の塔』で松嶋菜々子がたくさんのモニターを前にしている場面に既視感を覚えたが、この映画を元にしていたことに気づくのはドラマが終わった後であった。つまりはそれだけ映画の印象が薄かったという証左であろう。
当時はおそらく前作『氷の微笑』の勢いを借りて、シャロン・ストーン目的で鑑賞したと思われ、それはそれでエロチックなシーンを見ることで目的を達したのであるが、シャロン・ストーンのたいていの映画がそうであるように、それ目的のためにそれ止まりとなってしまうのである。

■SLIVER 1993年 アメリカ映画
監督:フィリップ・ノイス
原作:アイラ・レビン
脚本:ジョー・エスターハス
主題歌:UB40「I Can't Help Falling In Love」
出演:シャロン・ストーン、 ウィリアム・ボールドウィン、トム・ベレンジャー、ポリー・ウォーカー、マーティン・ランドー、CCH・パウンダー、コリーン・キャンプ、キーン・カーティス、ニナ・フォック、アマンダ・フォアマン


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