ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 

これまで都合7作が公開されているSF映画の金字塔『スター・ウォーズ』シリーズの初のスピンオフ作品である。位置づけとしては、エピソード3とエピソード4のあいだをつなぐもので、とくに『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』開巻の10分前までが描かれるという。エピソード4というのは、つまりは『スター・ウォーズ』公開第1作(1977年)で、ここから現時点で40年になんなんとするSW伝説は始まったのだから、スター・ウォーズのファンでなくとも自然と心が躍るというものだ。
スピンオフといっても、キャラクターは十分すぎるほど揃っている。自分はとくに盲目の戦士チアルート・イムウェの存在感がピカイチ。その戦闘能力の高さに加え、東洋的な顔立ち(演じているのが中国人なので当然なのだが)は、どこか座頭市を連想させる。もともと『スター・ウォーズ』は黒澤映画『隠し砦の三悪人』から想を得ているらしいので、座頭市がいても世界観は揺るがない。
今回の主役ジンは、その顔立ちがどこかレイア・オーガナ姫に似ているように感じたのだが、これは偶然というか、私の思い込みで、どうやらストーリー的には血のつながりはないようだ。しかし、最後のレイアの登場には鳥肌が立った。ここから希望が生まれたのである。

■ROGUE ONE A STAR WARS STORY 2016年 アメリカ映画
監督:ギャレス・エドワーズ
製作総指揮:ジョン・ノール、ジェイソン・マクガトリン
原案:ジョン・ノール、ゲイリー・ウィッタ
脚本:クリス・ワイツ、トニー・ギルロイ
出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン、ドニー・イェン、マッツ・ミケルセン、アラン・テュディック、チアン・ウェン、リズ・アーメッド、フォレスト・ウィテカー、ジミー・スミッツ、ジュネヴィーブ・オライリー、アリスター・ペトリ、ベン・ダニエルズ、バリーン・ケイン、ジョナサン・アリス、イアン・マッケルヒニー、ファレス・ファレス、シャロン・ダンカン=ブルースター、ダンカン・パウ、アンガス・ライト、ガイ・ヘンリー、イングビルド・デイラ、ドリュー・ヘンリー、アンガス・マッキネス、ワーウィック・デイビス、アンソニー・ダニエルズ、ジェームズ・アール・ジョーンズ


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