流行語を追いかけて―こだまでしょうか
「こだまでしょうか」
「いいえ、アメリカ大統領、オバマです」
「こだまでしょうか」
「いいえ、ひじょうにかっこ悪く転倒、不様です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、あたりをギョロギョロと見まわす、目玉です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、主流でなく傍流の立場にある、外様です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、古めのセーターにいっぱい、毛玉です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、アースマラソンで世界一周、間(はざま)です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、運動会の全学年参加競技で使われる、大玉です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、アンジャッシュ渡部の友だち、児島です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、桜金造がよく行く遊園地、小山です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、歌手くーみんの飼っている馬、倖田馬(こうだうま)です」
「こだまでしょうか」
「いいえ、悪魔のごとくこだわる、拘泥魔(こうでいま)です」
- [2012/01/31 06:55]
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ブレインストーム
何も考えずに、古いものから新しいものまで映画を見まくっていると、こういうことが起きる。つまり、ちょっと前に1947年に制作された『三十四丁目の奇蹟』を見て、なんの脈絡もなく、この『ブレインストーム』を見たのである。
この2作の関連性はわかる人にはわかるはずだ。つまり、どちらもナタリー・ウッドが出演しており、前者は9歳のときの出世作、後者は撮影中に彼女が事故で亡くなったため、遺作となったものなのである。
私ははからずもナタリーの俳優人生のスタートと終わりを、1週間の時を開けずに見てしまったわけである。なんと儚き世であろうか。
■BRAINSTORM 1983年 アメリカ映画
監督・製作:ダグラス・トランブル
原案:ブルース・ジョエル・ルービン
脚本:ロバート・スティッツェル、フィリップ・フランク・メッシーナ
出演:クリストファー・ウォーケン、ナタリー・ウッド、ルイーズ・フレッチャー、クリフ・ロバートソン、ジョー・ドーシー、ジョーダン・クリストファー、ドナルド・ホットン、アラン・ファッジ、ジェイソン・ライブリー、ダレル・ラーソン
- [2012/01/29 06:55]
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2012年はオリンピック・イヤー
今年はオリンピック・イヤーである。各選手が出場するためにしのぎを削っているのを見るうちに、自分も無性にオリンピックに出たくなってきた。今からでもエントリーして間に合う種目はないだろうか。
おそらくテレビで取り上げられている選手は、注目度の大きな種目の選手であろうから、今からそこに割り込もうなどという気はない。できれば、それほど人目を引かずにひっそりとやっている手薄の種目がいい。そのほうがオリンピック選手として選ばれる確率は高くなるだろう。そんな種目はないものか。今年からオリンピックの競技として取り入れられたにもかかわらず、認知度が低くて、選手の頭数さえ揃わないというような種目はないものか。
たとえば、「片足野球」はどうだろう。
ずっとケンケンしたままでプレイする野球だ。試合中はケンケンの足を変えることはできないので、プレイボールの前に、右足を使うか、左足を使うかを決めるところが醍醐味だ。オリンピック種目に採択されていないか。
たとえば、「鍋ぶた投げ」はどうだろう。
鍋のふたを円盤投げよろしく投擲し、その飛距離を競う。鍋ぶたの形状に研究がなされ、今では驚くほど飛距離が伸びていると聞く。オリンピック種目に採択されていないか。
たとえば、「無理矢理走」はどうだろう。
両足を縛って走れない状態にしておきながら無理矢理42.195キロを走るという過酷なレースだ。オリンピック種目に採択されていないか。
たとえば、「往復スマッシュ」はどうだろう。
テニスコートでひとりでネットの向こうとこっちを往復しつつ、スマッシュラリーを続ける。回数の多いほうが勝ちというゲームだ。オリンピック種目に採択されていないか。
たとえば、「さば折り回転跳び」はどうだろう。
背骨を曲げ、回りながらジャンプし、曲げた背骨の角度と回った分の角度を足して争うという、よくルールがわからない競技である。オリンピック種目に採択されていないか。
たとえば、「爆竹ちくちくモトクロス」はどうだろう。
爆竹やマキビシなどがしかけられたコースを裸足で駆け抜けるという、修行ともいえるような競技である。オリンピック種目に採択されていないか。
たとえば、「魚の目ほじくりほじくられ十種競技」はどうだろう。
魚の目をほじくられればさぞ痛いだろう。それを十種もやるとは。やっぱりオリンピック種目に採択されていないだろうな。
たとえば、「ぶるぶるセプテンバー」はどうだろう。
身体を震わせながら、どれだけ大きな声で「セプテンバー!」と叫べるかどうかを競う、うるさいだけの大声コンテスト。オリンピック種目に採択されていれば、さらにうるさい。
たとえば、「高速唐獅子回転」はどうだろう。
高速回転というからには速く回すのだろう。しかも唐獅子を。オリンピック種目に採択されているはずないじゃないか。
たとえば、「わだかまりベルトライン」はどうだろう。
相手選手の腰まわりあたりを見つめてどれだけわだかまれるかという難易度の高い競技。オリンピック種目に採択されていたら奇跡である。
たとえば、「ブリリアント鼻息アフタヌーン」はどうだろう。
もういやだ。こんな名称の競技なんて考えたくもない。こんなもの、オリンピック種目に採択されてたまるものか。
なんだ。ぜんぜんオリンピックに採択されていないじゃないか。
こうやって考えると、オリンピックっておもしろそうな競技はなんにもやらないなぁ。
- [2012/01/27 06:55]
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ヒューゴの不思議な発明
いってみれば、『要心無用』のリメイクであり、なおかつ、『月世界旅行』の製作譚でもあるという、映画好きにとっては垂涎の一作である。この世紀の一作をマーティン・スコセッシが監督をしているというのは、さらに驚くべき点だ。なぜなら、スコセッシが監督をするとおもしろいものもおもしろくなくなるというハリウッド・マジックがまかり通っているからである。
だが、この映画は、ハロルド・ロイドとジョルジュ・メリエス、さらにはジュール・ベルヌ、H.G. ウェルズなどの手を借りることによって、一級の娯楽作に仕上がったといえるだろう。
そして最新のSFXによって登場するロボットのなめらかな動きも見どころといえよう。
■HUGO 2011年 アメリカ映画
監督:マーティン・スコセッシ
原作:ブライアン・セルズニック『ユゴーの不思議な発明』(アスペクト)
脚本:ジョン・ローガン
出演:エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、ジュード・ロウ、サシャ・バロン・コーエン、ベン・キングズレー、クリストファー・リー、レイ・ウィンストン、ヘレン・マックロリー、リチャード・グリフィス、フランシス・デ・ラ・トゥーア、エミリー・モーティマー、マイケル・スタールバーグ
- [2012/01/25 06:55]
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流行語を追いかけて―ラブ注入
ラブを注入するには、どういう方法が適切かを考えると、やはり腕によりをかけた料理を食べてもらうのが一番だろう。では、そのラブを注入する料理とはなにか、それを今回は伝授したい。
まず、この料理の基本となるカブを用意する。最初に「カブ注入」でかますわけだ。そのカブに昆布を巻く。数十分も巻いておけば昆布の風味がカブにつくだろう。これでカブに「昆布注入」ができたことになる。
次の材料が問題だ。手に入りにくいのである。いわゆるヘビのハブが持つ毒のエキスである。この「ハブ注入」ができるかどうかが、この料理の成功を左右するといってもいい。
次に、これらの注入をすませたカブを切りきざみ、粒状にする。そうすることで、「粒注入」の状態となる。粒状になったカブに、入浴剤の「バブ」と、洗剤の「ザブ」を振りかける。ともに花王の商品である。
「バブ注入」と「ザブ注入」が終わったところで、外に持っていき、ドブの水に一回浸け、「ドブ注入」をすればできあがりだ。
できればクリスマス・イブの日に(イブ注入)に、肥満ぎみの彼と(デブ注入)楽しんでいただきたい。
- [2012/01/23 06:55]
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吸血鬼ドラキュラ
日曜洋画劇場の解説でおなじみだった故淀川長治氏は、ドラキュラ映画の解説をされるときに、舌が回らないようで「ドラキュラ」を「ドラクラ」と発音されていたという。「ここでドラクラに噛まれるわけですね~。怖いですね~」という感じだったのであろう。ぜんぜん怖くない。
当時はおじさんやおばさんがティッシュやディズニーのことを、「テッシュ」とか「デズニー」と言っているのを、「なんで言えないんだ」と嘲笑していたようだが、それをいまに置き換えると、とたんに自分の身が危うくなってくる。それが「きゃりーぱみゅぱみゅ」だ。とくに後半の「ぱみゅぱみゅ」の部分が、なんの気なしに言えば確実に「ぴゃみゅぴゃみゅ」になる。
おそらく、スラスラと「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言えるかどうかが、これからの年齢区分の目安になっていくだろう。
■HORROR OF DRACULA 1958年 イギリス映画
監督:テレンス・フィッシャー
原作:ブラム・ストーカー
脚本:ジミー・サングスター
出演:クリストファー・リー、ピーター・カッシング、マイケル・ガフ、メリッサ・ストリブリング、キャロル・マーシュ、ジョン・バン・アイゼン、バレリー・ゴーント、マイルズ・メイルソン、オルガ・ディッキー、チャールズ・ロイド・パック、ジョージ・メリット
- [2012/01/21 06:55]
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ダル
いまや球界を代表するエースとして君臨し、来期はメジャーリーグへの挑戦も表明しているダルビッシュ有投手だ。だからこそ、ダルくんのあとを継ぎたいというものもあとを絶たない。
たとえば、ドルビッシュである。
メジャーをめざすために、コンビニでの買い物でも早くからドルだてで計算している。
たとえば、ズルビッシュである。
なにごとにおいてもずるがしこく、カウントなどをごまかすのは朝飯前だ。
たとえば、ビルビッシュである。
若いうちにビルを建ててオーナーとなり、その家賃収入で喰っていく算段だ。
たとえば、ザルビッシュである。
捕れるほうが不思議に見えるほど、守備はザルのごとく。好物はざるそば。得意芸はどじょうすくい。
たとえば、ギャルビッシュである。
とてもかわいいと街で噂のまとである。
たとえば、グルビッシュである。
そのダルのカリスマ的な力をもとにして、ダル教を立ち上げ、そこの尊師におさまりたいハラだ。
たとえば、ボルビッシュである。
飲食店を経営しているが、客に法外な代金を要求する。ズルビッシュの進化型である。
たとえば、ブルビッシュである。
両ほほがブルドックのようにだらんと垂れ下がっている。師匠は宍戸錠である。
たとえば、ベルビッシュである。
ときたま意味もなく、リンリンと鳴り出す。
たとえば、ジャルビッシュである。
空を見上げると轟音を発して飛んでいることがある。
たとえば、デルビッシュである。
もう出てしまいそうなのである。あとちょっと押せば確実に出るのである。
たとえば、ゲルビッシュである。
ゲル状になった投手など、気持ち悪いだけである。
いろいろなダルくんがいるものだ。
これだけいれば、たとえダルビッシュ投手がメジャーに行ってしまったとしても、日本の野球界は安泰であろう。
- [2012/01/19 06:55]
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ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬
2003年の前作から8年、はたしてローワン・アトキンソン扮するジョニー・イングリッシュはどのように変化したのか。
結果からいえば、散々だった前回に比べて笑える点が増えていることは素直に認めたい。ただそれがローワン・アトキンソンの身体から発するギャグではないことも記しておく必要があろう。というのも、それらはことごとく、彼の周囲の人、もしくは舞台装置に起因した笑いなのである。1955年生まれのアトキンソンは、この映画撮影時は56歳。そりゃ身体も動かなくなろうというものである。しかも、もともとがそれほど笑える動きをマスターしていないのだから、おもしろくなくなって当然だ。つまり、彼に笑えなくなったことにより主人公の透明化したぶん、周囲の笑いが引き立ったという皮肉な結果となったのだ。
なお、前作に決定的に欠如していた美女の存在が、今回は補充されていたことも評価のアップにつながったといえようか。
■JOHNNY ENGLISH REBORN 2011年 イギリス映画
監督:オリバー・パーカー
原案:ウィリアム・デイビス
脚本:ハーミッシュ・マッコール
出演:ローワン・アトキンソン、ジリアン・アンダーソン、ドミニク・ウェスト、ロザムンド・パイク、ダニエル・カルーヤ、ピク・セン・リム、リチャード・シフ、伊川東吾、ティム・マキナニー、ウィリアムズ・ベル、スティーブン・キャンベル・ムーア、イアン・ショウ
- [2012/01/17 06:55]
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他人の右ひじと左ひじを交互に見ることについて
他人の右ひじと左ひじを交互に見たからといって、そこになんの得があるというのか。それが、人から「右ひじと左ひじを交互に見てほしい」と依願された際に思うことである。しかし、頼んできた人が、自分にとって気のおけない友人だったとしたら、そこに得がなくても、見てあげるくらいのことはしてもいいだろう。
しかし、次に問題となるのは、右ひじと左ひじを交互に見たあとのリアクションである。右ひじを左ひじを交互に見た経験がないので、その感想としての語彙など持ち合わせていないのが実情である。もし、美容クリームを購入して、その効果を確かめるべく片方のひじだけに塗ったので結果を見てほしいというのであれば、そこに注目することもできよう。しかし、それにしたって、右ひじと左ひじを交互に突き出す動きがシャープで素早いため、その肌の状態を見極めるのは困難であろうことが想像できる。
であるから、その右ひじと左ひじを交互に見せた彼が、たとえ「ひじのカリスマ」と言われていようと、たとえ「ひじのパイオニア」と言われていようと、右ひじと左ひじを交互に見せられたあとには、こう言ってしまうにちがいない。
「で?」
- [2012/01/15 06:55]
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TIME/タイム
アマンダ・セイフライドは『クロエ』を見たときには感じなかったが、本作では江口寿史がイラストで描くところの女性に見える。髪型やドレスの影響もあろうが、おそらくアマンダは江口氏の好みにかなり合致するのではないか。どのくらい彼女のことが好きかは、彼女に分け与えることができるであろう「時間」で決まる。この世界では、好意の度合いを計るものさえ「時間」なのだ。
自分の身に照らしていえば、綾瀬はるかと仲間由紀恵には相当数の時間を渡すことができるだろう。たとえば、3日の持ち時間があるとすれば、2日と23時間くらいは譲りたい。しかもこのシステムのいいところは、相手に時間を移動させるときは、手と手を握りあうというところである。当然、綾瀬はるかにしろ、仲間由紀恵にしろ、そのときには彼女の手を握るという役得があるのだ。こうなったら、いやだと言っても譲らせていただこうじゃないか。
■IN TIME 2011年 アメリカ映画
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィ、オリビア・ワイルド、マット・ボマー、エレナ・サティーン、アレックス・ペティファー、ジョニー・ガレッキ、ビンセント・カーシーザー、レイチェル・ロバーツ、イーサン・ペック、ヤヤ・ダコスタ、ベラ・ヒースコート、トビー・ヘミングウェイ、ジェシカ・パーカー・ケネディ、コリンズ・ペニー、クリストフ・サンダース
- [2012/01/13 06:55]
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流行語を追いかけて―どや顔
いかにも得意げな「どや顔」は、その状況によって、かなり腹が立つ表情ともなるが、以下のような顔はどうだろう。
「どけ顔」
混在した往来でも、この顔で歩いてきたら、誰もが道をあけてしまう迫力のある顔……って、怖すぎるわ。
「どべ顔」
どんな競技でも必ず最後にゴールするような顔……そんなやつ、おるわ。
「どじ顔」
やることなすこと、すべてどじを踏んでしまうやつの顔……情けな。
「ドガ顔」
フランスの印象派の画家エドガー・ドガがいかにも描きそうな顔……知らんやん、ドガなんて。
「ドア顔」
鼻が取っ手のようである。当然、鼻の穴は鍵穴である……鼻の穴に鍵つっこんだろか。
「ドラ顔」
ドラえもんとも、ドラ猫とも、どっちつかずの顔をしている……どっちつかずのアイウォンチューやな。
「泥顔」
泥をぬったような顔……はは~ん、「おれの顔に泥を塗ったな」ってのを掛けとるんやな。
「毒顔」
この顔を見たら死ぬ……いややわ~。自分がこの顔やったら鏡みられへんやん。
「土器顔」
縄文式と弥生式がある……わし、縄文式の縄目模様の顔でええわ。かっこええやん。
「ドブ顔」
まるでドブのようである……って、どんな顔や。
「土井顔」
土井さんに瓜二つである……だから、誰やねん、土井さんって。えっ!たかこ?
- [2012/01/11 06:55]
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
「長い名前」という古典落語がある。別名の「寿限無(じゅげむ)」のほうが有名かもしれない。教わっためでたい言葉をすべてくっつけて子どもの名前にしてしまったことから起こる珍騒動を描く。子どもがケンカをして、相手にタンコブをつくってしまったが、長い名前を何回も言っているうちにタンコブが引っ込んでしまう、つまりはいつの間にか問題が解決されているというのがサゲだ。
この映画もその轍を踏み、長い映画のタイトルを言っているあいだにいつの間にか甲子園に行けてしまうというのがオチである。前田敦子扮する野球部マネージャーと、それぞれの野球部員が口々に長いタイトルを言うシーンは、どこかで噛んでNGにならないだろうかとハラハラしどうしである。
■MOSHIDORA-MOVIE 2011年 日本映画
監督:田中誠
総合プロデュース:秋元康
脚本:岩崎夏海、田中誠
原作:岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社)
主題歌:AKB48『Everyday、カチューシャ』
出演:前田敦子、瀬戸康史、峯岸みなみ、池松壮亮、川口春奈、鈴木裕樹、西井幸人、入江甚儀、矢野聖人、野村周平、松島庄汰、仲原舞、内田明、さいた☆まんぞう、信江勇、山本麻貴、神谷成基、蓮見孝之、中村修三、アリ・デ・メネゼス、今田竜一、岩崎優、中田えな、青木大徳、朝妻徹、吉川日菜子、直井千晶、西田尚美、青木さやか、石塚英彦、大泉洋
- [2012/01/09 06:55]
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成人式異聞
高齢化社会の影響であろう、21歳以上で成人式を挙げる人が増えてきているという。なかには40歳で初の成人式という強者もいるとのこと。ダブルスコアだ。
しかし、だからといって20歳ちょうどの成人式という人が減っているというわけではなく、それはそれでそれなりの人数がいるし、加えて15歳くらいでフライングぎみに成人式を挙げてしまう人もいるのであるから、その総数はさらにふくれあがる。
成人式とは何か。長年にわたって「式」として執り行われてきた結果、成人の意味合いが薄れ、式自体が形骸化して成人式本来の意味が失われつつあるというのが実態であろう。
今後は、今一度、成人式をしようとしたときの気持ちを思い出しつつ、原点に立ち返って「成人」について考えることも必要なのではないだろうか。
- [2012/01/07 06:55]
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スペース カウボーイ
過去の栄光をぶら下げたロートル4人による、宇宙での羊飼いのお話である。こう聞くと、「宇宙に羊はいるのか」という疑問がわくであろうが、高齢のために耳が遠く、「スペース・シップ」を「スペース・シープ」に聞きまちがえた、というところが話の発端なのである。さてさて、老眼で体力も衰えたおじいさんたちの宇宙での活躍はいかに。
なお、この映画のラストで宇宙に置き去りにされたトミー・リー・ジョーンズは、その後、宇宙人として蘇ることを考えれば、記念すべき作品ともいえるだろう。
■SPACE COWBOYS 2000年 アメリカ映画
監督:クリント・イーストウッド
製作:クリント・イーストウッド、アンドリュー・ラザー
脚本:ケン・カウフマン、ハワード・クラウスナー
出演:クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナー、ジェームズ・クロムウェル、ウィリアム・ディベイン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローレン・ディーン、コートニー・B. バンス、バーバラ・バブコック、ブレア・ブラウン
- [2012/01/05 06:55]
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あける正月
毎年毎年、正月になるとあけるが、まあ、よく飽きもせずにあけるものだ。
お正月だからって、あけてばっかで、ちっともしめない。
「あけたら、しめる」。
小さいことにはそう習ったものだが、お正月にはその常識が通じないらしい。お正月は無礼講といっても、どこまでその無礼をしていいものか、程度というものをもう少し考慮してほしいものである。
いや、正月からボヤいてしまったが、まあ、それはそれ、無礼講でお許しを。
- [2012/01/03 06:55]
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年初にあたり受け身のごあいさつ
あけられまして、おめられでとうございます。
旧年中はお世話になられました。
本年もよられろしく、お願られいたします。
- [2012/01/01 06:55]
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