T2 トレインスポッティング 

1996年の映画『トレインスポッティング』の20年ぶりの続編だというが、その前作は未見。「T2」といわれると、どうしても『ターミネーター 2』が頭に浮かぶ。とくに警官に変身しているT-1000の姿が印象深い。そのようなことを考えている脳みその状態で本作を見ると、ちょうどいい感じにトリップができるのかもしれない。気持ちよく見ることができたように思う。
ただ、これには問題点もある。いい気持ちではあるが、映画の内容がまったく頭に入ってこないのだ。つまりそれは「20年ぶりの続編」といわれてすっかり興味を失っている状態なのであった。

■T2 TRAINSPOTTING 2017年 イギリス映画
監督:ダニー・ボイル
製作総指揮:アービン・ウェルシュ、アロン・ライヒ
原作:アービン・ウェルシュ
脚本:ジョン・ホッジ
出演:ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライル、ケリー・マクドナルド、シャーリー・ヘンダーソン、ジェームズ・コスモ、アンジェラ・ネディヤルコーバ、アービン・ウェルシュ、アイリーン・ニコラス、ポーリーン・リンチ


T2_TRAINSPOTTING

ナラタージュ 

このところ何作か、この手の恋物語を描いた作品を見ているが、考えてみると、先生と生徒の恋は、ある意味、先生のパワハラといってもよいのではないか。もちろん、生徒側から迫ることも多いだろうけれども、力関係でいえば圧倒的に先生に分がある。
そういえば、少し前に見た『先生!、、、好きになってもいいですか?』や『近キョリ恋愛』も、先生役はジャニーズであった。いま、ジャニーズメンバーと未成年の関係性を描くのは、かなりセンシティブならざるを得ない状況になってしまった。
主題以外で気になったのは、松潤と坂口健太郎が並んだときの身長差(松潤が意外と小さいのか、坂口健太郎が意外と大きいのか)とか、有村架純はコスプレをするととたんにブサイクになるといった点である。

■NARRATAGE 2017年 日本映画
監督:行定勲
原作:島本理生
脚本:堀泉杏
主題歌:adieu「ナラタージュ」(作詞・作曲:野田洋次郎)
出演:松本潤、有村架純、坂口健太郎、大西礼芳、古舘佑太郎、神岡実希、駒木根隆介、金子大地、市川実日子、瀬戸康史、大鷹明良、 堀ちえみ、武発史郎、伊藤沙莉、山内優花、宮沢竹美、舛行倭、ぶらっくすわん、三浦誠己、西牟田恵、山本真由美、小出優子、河島辰徳、小松もか、柿本朱里、大崎章、高橋幸聖、武内煌、岸田結光、南岐佐、松本結菜、宇野津達也、宝島涼太、宮本聡美、浜口智尋、佐藤格、河野博人、石田由紀


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タイタン 

あまりに大胆なタイタンのお話だ。そんなダジャレのようなことも言いたくなってくるほどに大胆な設定である。といっても、SFではこれくらいのことは普通に起こる。SFの怖さは、近未来に実際に起こりうることを予感させるかどうか、だ。そう考えると、ほかの惑星の状況に対応できるように身体を強制改造するという設定は、あり得そうな気がしてくるし、すでにどこかで秘密裡に実験が進行していてもおかしくはない。
もしこのメンバーに自分が選出されたらどうだろうか。水の中で息継ぎもせずに自由自在に動けるのはいいが、だからといってこの容姿になるのは御免こうむりたい。

■THE TITAN 2018年 アメリカ映画
監督:レナート・ルフ
脚本:アラッシュ・アメル、マックス・ハーウィッツ
出演:サム・ワーシントン、テイラー・シリング、トム・ウィルキンソン、アギネス・ディーン、ナタリー・エマニュエル、ノア・ジュープ、コーリイ・ジョンソン、アレクザンダー・ヨバノビッチ、ディエゴ・ボネータ


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先生! 、、、好きになってもいいですか? 

すでにタイトルからしてけしからん。「いいですか」と問うているが、「そのくらいの判断は自分でしなさい」と教えるべきであろう。もちろん、その先生がジャニーズ系のイケメンであるというところにも罪はある。「好きになるな」というのも無理な話であることは理解できる。しかし、その「いいですか」と問う女子が広瀬すずであるところに、さらに罪の重ね塗りが発生する。映画とはいえ、やりすぎである。
ほのかな学園ラブストーリーの体裁ではあるが、世の中の大多数の男女を敵にまわすがごとき、かなり挑戦的な問題作であるといえるだろう。

■MY TEACHER 2017年 日本映画
監督:三木孝浩
原作:河原和音『先生!』
脚本:岡田麿里
主題歌:スピッツ『歌ウサギ』
出演:生田斗真、広瀬すず、竜星涼、森川葵、健太郎、中村倫也、比嘉愛未、八木亜希子、森本レオ、矢柴俊博、野間口徹、米村亮太朗、古澤裕介、新谷真弓、土佐和成、大鷹明良、山谷花純、小林万里子、米山穗香、菅井和美、立石ケン、林凌雅、藤原隆介、白坂奈々、上本真央、土井裕斗、榎本実優、榎太誠、浦川祥哉、加藤幹夫、加藤実祐紀、橋本菜名穂、江口祐貴、櫻井圭佑、諏訪珠理、松尾潤、潮見裕正、坂田遥香、伊藤隆佑、山本真菜、家村勇輝、宮本弘佑、桑原優河、三池友弥


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アトラクション/制圧 

ロシア映画といえば、ちゃんとは見ていないものの『戦艦ポチョムキン』で止まっている自分の認識だが、当ブログの過去のレビューを探ると、2012年の『オーガスト・エイト』というロシア製SF映画を見ていた。それに『不思議惑星キン・ザ・ザ』というソビエト時代のSFともつかない不思議な作品も。
そしてこの映画である。いきなりのSFスペクタクル。ネットでときおり、ロシア人の破天荒なお国柄が垣間見える写真を目にするが、本作でもこの本格的なスペクタクルの中に、破天荒ぶりがのぞく部分があるのに気づく。それは宇宙船墜落現場に忍び込んでモビルスーツを着た宇宙人を倒しちゃったり、その宇宙人用モビルスーツを盗み出してきちゃったり、素人でありながら病院に忍び込んで宇宙人に輸血しちゃったり、と、映画といえどもかなりのハチャメチャ行動である。おそらくそれがロシアなのである、と今のところは理解しておこう。

■ATTRACTION 2017年 ロシア映画
監督:フョードル・ボンダルチューク
脚本:オレグ・メンシコフ、アンドレイ・ゾロタレフ
出演:アレクサンダー・ペトロフ、イリーナスターゼンバウム、ライナル・ムハメトフ、オレグ・メンシコフ、ニキータククシキン、セルゲイ・ガルマッシュ


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ミックス。 

『逃げるは恥だが役に立つ』、通称「逃げ恥」で再ブレイクしたといってもいいかもしれない新垣結衣主演。彼女の場合、再ブレイクといっても、その前も沈滞していたわけではないのであまりブレイク感はない。さらにいっそう名を高めたといえばいいだろうか。そのガッキーによるセーラー服やヤマンバ姿、チアガールなど、コスプレ感満載の彼女の姿を見ることができる。
対する相手役は平匡さんではなく瑛太である。ボクシングから挫折し鬱屈した青年を演じるが、やはりそのスタイリッシュさは隠しようもない。ガッキーには平匡さんという図式がまだ消えない状態で見ると、そこのところに違和感が残ってしまうのはいかんともしがたい。

■MIXED DOUBLES 2017年 日本映画
監督:石川淳一
脚本:古沢良太
主題歌:SHISHAMO『ほら、笑ってる(movie ver.)』
出演:新垣結衣、瑛太、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、佐野勇斗、森崎博之、蒼井優、山口紗弥加、中村アン、久間田琳加、神尾佑、平山祐介、斎藤司、佐野ひなこ、鈴木福、谷花音、平澤宏々路、関太真木よう子、吉田鋼太郎、池上季実子、松尾諭、生瀬勝久、田中美佐子、遠藤憲一、小日向文世、水谷隼、石川佳純、吉村真晴、木造勇人、浜本由惟、伊藤美誠、伊藤高史、河野安郎、オノミチ、信江勇、和田庵、大川諒也、宮司愛海、上野蒼真、定本楓馬、ブンシリ、影山徹


MIX

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メアリと魔女の花 

あまり予備知識なく鑑賞。そのため、ジブリ映画かと思っていたのだが、ジブリから暖簾分けされたスタジオポノックの制作とのこと。ただ、だからといってジブリ色が消えるわけではなく、むしろいっそう色濃い影響が感じられる。なにしろ、アニメで、魔女で、空を飛べば、それはもうジブリといって差し支えなかろう。
ジブリ関係者のジブリ感染が奥深くまで根づいている証左である。 ジブるか、ジブられるか。 それが今後の彼らの課題であると密かに考えてはいるのだが、見る側からすればジブろうとジブられようと、べつにどっちでもかまわないのである。

■MARY AND THE WITCH'S FLOWER 2017年 日本映画
監督:米林宏昌
原作:メアリー・スチュアート『メアリと魔女の花』
脚本:坂口理子、米林宏昌
主題歌:SEKAI NO OWARI『RAIN』
声の出演:杉咲花、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶ、大谷育江、Lynn、濱健人、パトリ勝悟、広瀬裕也、藤原夏海、近松孝丞、大町知広、れいみ、坂井易直、中尾智、神戸光歩


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