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スレイブメン 

タイトルからして「なんだこれは」的である。まずは「スレイブ」だ。ビジュアルと伴っていなければ、特撮ヒーローものだとは思わない。1970年代に話題を呼んだ『ルーツ』のような社会派ドラマかと思ってしまうことだろう。そして「メン」だ。なぜ複数形なのか。これでスレイブが何人もいるように思わされてしまうことになる。どうやら『X-MEN』を模しているようだが、あちらはチームとして複数人いるのでおかしくない。メンの部分はひとりの場合は模してはいけないのである。
それにしても敵の顔をスキャニングする5秒は長すぎる。相手の協力がなければ成立しない。まるでジャイアント馬場の16文キックのようである。16文キックは別名「16文足裏体当たり」という相手の技でもあるからだ。破格のタイトルに破格の技、それはそれでアリかもしれない。

■SLAVE MAN 2016年 日本映画
監督:井口昇
アクション監督:カラサワイサオ
脚本:井口昇
主題歌:BRATS『脳内消去ゲーム』
出演:中村優一、奥田佳弥子、味岡ちえり、松井望、杉原勇武、渡部龍平、火野蜂三、寺田安裕香、洪潤梨、柳杏奈、小田井涼平、阿部亮平、岩永洋昭、津田寛治、春川桃菜、阿部能丸、伴秀光、イガリタケユキ、川副良太、AKI、白井季弥、木谷貴史、佐野川谷尚輝、山極克矢


SLAVE_MEN

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L・DK/ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 

なんとも忍耐強い若者のお話だ。耐える力がこの生活で鍛えられることによって、将来的には何かにきっと役に立つことだろう。これでダメダメ野郎に育ってしまったら、このときの我慢は何だったかということになる。ぜひともこの経験を今後に生かしてほしい。そう願わざるを得ないストーリーであった。なお、主演のヒロイン役である上白石萌音は「どこかで見た顔だな」と思っていたが、映画終盤になってやっと「『義母と娘のブルース』の娘役の子だ」と思い出した。だがホームページなどでチェックすると『ぎぼむす』に出演した経歴がない。さらに調べてみると、『ぎぼむす』に出ていたのは2歳年下の妹、上白石萌華のほうとのこと。「萌」をいっしょにされたらわからないよ。

■L・DK 2019年 日本映画
監督:川村泰祐
原作:渡辺あゆ
脚本:江頭美智留
主題歌:上白石萌音「ハッピーエンド」挿入歌:SUPERNOVA「Everytime」
出演:上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、高月彩良、堀家一希、町田啓太、秋田汐梨、黒坂莉那、濱尾咲綺、宮原響、風谷南友、福永朱梨、新実芹菜


L_DK

ランペイジ/巨獣大乱闘 

ドウェイン・ジョンソンはこの手の作品には必ず出演しているような気がする。現在のハリウッド界を代表するようなタフガイではあるが、もともとはプロレスラー。まだ引退宣言をしていないようなので、「元」ではなく現役プロレスラーでもある。ただレスラーとしての彼(ザ・ロックというリングネームだったらしい)をほとんど知らないので、そのリングパフォーマンスはネットでの定評を文章で見る程度。もちろん、動画でも見ることはできようが、そこまでの興味はない。
その文章で言及されていた彼のケガに対する臆病ともいえるほどの慎重さは気になる。いわゆる筋肉隆々のタフガイとしてキャラクター付けしているからには、私生活も豪放磊落であってほしいというのは、見る側の勝手なわがままであることはわかっていながら、ハリウッドドリームをふくらませる旗手としての自覚も併せ持っていただきたいものであると思う。

■RAMPAGE 2018年 アメリカ映画
監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドウェイン・ジョンソン、ナオミ・ハリス、ジョー・マンガニエロ、マリン・アッカーマン、ジェフリー・ディーン・モーガン、マット・ジェラルド


RAMPAGE_2018

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サムライマラソン 

あまりのめり込めない映画をだらだらと見ると大事なところを見逃すのはよくあること。筒井真理子が出ていたことをあとから知り、もうちょっと気を入れて見ればよかったと後悔する。サムライがマラソンをするという、タイトルからわかる内容ですでに気持ちが入っていなかった。袴姿という走りにくい格好でバタバタと走るのは、たとえ現代を代表する稀代のイケメンのタケルくんでもかっこつけようがない。
ただこれが着物姿でひた走る筒井真理子だったら別だ。かっこよかろうが、かっこ悪かろうが、彼女が走れば美しいに決まっている。次作の「サムライ女子マラソン」に期待したい。

■SAMURAI MARATHON 2018年 日本映画
監督:バーナード・ローズ
原作:土橋章宏『幕末まらそん侍』(ハルキ文庫)
脚本:斉藤ひろし、バーナード・ローズ、山岸きくみ
出演:佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、木幡竜、小関裕太、深水元基、カトウシンスケ、岩永ジョーイ、若林瑠海、竹中直人、筒井真理子、門脇麦、阿部純子、奈緒、中川大志、ダニー・ヒューストン、豊川悦司、長谷川博己、関口まなと、奥野瑛太、中川大志、福崎那由他、真田麻垂美、仁科貴、内田勝正、小家山晃、松田北斗、吉田ウーロン太、長野克弘、杉山明徳、西沢仁太、納見俊三千、剛たつひと、佐藤聖之、ふくまつみ、舟山弘一、岡山和之、山口孝二、馬場さおり、岡田岬なみ、山本達也、鈴木隼人、はたゆき、池内智士、朝比奈周、土橋真人、川上裕希、阿部勇樹、佐々木将志、ますいたかみち、佐久間としひこ、小林大樹、尾形健司、石塚聡、菅井誠、佐藤亮、梅津一生、鈴木勇介、升野道人


SAMURAI_MARATHON

ダンボ 

知らない人が大勢いるというのに「みなさんご存じの」と謳うことがあり、誇大広告感が漂っていて好きではないのだが、このダンボに関しては正々堂々と「みなさんご存じの」と言っていいだろう。大きな耳を羽にして空を飛ぶゾウの姿は誰もが見たことがあるだろうからだ。
だが、その見たものはたいていがアニメ、もしくはイラストであり、実際のものとしても遊園地のアトラクションであるだろうから、CGといえどもこのようなリアルな生きものとして目にするのは初めてであるに違いない。そしてこの質感を伴ったダンボを見て思うことは、なんか気持ち悪い、だ。ファンタジーだというのに。

■DUMBO 2019年 アメリカ映画
監督:ティム・バートン
製作総指揮:ティム・バートン、ナイジェル・ゴストゥロウ
脚本:アーレン・クルーガー
出演:コリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デビート、エバ・グリーン、アラン・アーキン、ニコ・パーカー、フィンリー・ホビンズ、ロシャン・セス、デオビア・オパレイ、ジョセフ・ギャット、マイケル・バッファー


Danbo_2019

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そらのレストラン 

そらのレストランに行くときには、最初の一歩の足がかりが大事だ。なにしろ空に設置されているレストランである。宙に浮くことができない人間が行くとなれば、それなりの覚悟が必要になってくるのは当然だ。だからといって宙に浮くために機械の力を借りるのはご法度。それがそらのレストランの決まりだ。だからこそ、最初の一歩が大事なのである。
まずそらのレストランの場所を確認する。ここで位置の誤認があると、とんでもないところに行き着いてしまい泣きを見ることになる。自分の歩幅から算出されたスタート地点を設定しなければならない。最初の一歩を踏み出したら、その足が地面につく前に反対の足をすばやく踏み出す。その足が落ちる前に次の一歩。この目にもとまらぬほどの足の運動によって身体はしだいに上昇していき、スタート地点が合っていれば無事にそらのレストランに到着することができるであろう。
じつはそこからが大変で、ドアを開けて、席について、メニューを見て注文して、料理を食べるという行程があるのだが、それは次の段階である。

■そらのレストラン 2018年 日本映画
監督:深川栄洋
脚本:土城温美、深川栄洋
主題歌:スカート『君がいるなら』
挿入歌:世武裕子『Bradford』『花束にかえて』
出演:大泉洋、本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、安藤玉恵、庄野凛、鈴井貴之、風吹ジュン、小日向文世、杉田雷麟、庄野凛、小島達子、久世珠瑠、村上健吾、村上朔太郎、ソガイハルミツ、さくらいみきこ、油谷好彦、富樫真理、釜澤光輝、中田雅史、山本亨、髙橋宏美、西山雪、小板橋司、北川泰斗


SORA_NO_RESTRANT

雪の華 

中島美嘉の楽曲『雪の華』がモチーフとなって制作された映画らしい。この歌を知らず、また主演の2人、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣と中条あやみのこともほとんど知らないで見る人はどれくらいいるのだろうか。少なくともここに1人いるのだが。
それにしても100万円で1ヵ月、恋人になってもらえるという設定には妄想が膨らむ。自分であれば誰であれば大枚100万円をはたく覚悟ができるかと考えたら、綾瀬はるかや仲間由紀恵、深田恭子あたりから始まって、つぎつぎと脳裏に浮かんでくる。1人100万円だとしたらすぐに数千万円を浪費してしまう。いや、浪費ではない。有効利用だ。まずはその数千万円を稼ぐ手段を考えなければならない。

■雪の華 2018年 日本映画
監督:橋本光二郎
脚本:岡田惠和
主題歌:中島美嘉『雪の華』
出演:登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、箭内夢菜、田辺誠一、江崎政博、山中聡、菅沼実優、大石瑞記、西田美琴、森山藍羅、木下美優、小野晴菜、美甘真里奈、美甘直樹、小柳友貴美


YUKI_NO_HANA_2019_01

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